経理業務は望むと望まざるとにかかわらず行わなければなりません。しかし、適正がないものが行うのは苦行に近いものがありますので簡便的に適正をチェックしてみてはいかかでしょう?
事業を始めると望むと望まざるとにかかわらず、経理業務を行わなければなりません。
経理業務を丸投げするって方法もありますが、これはスクランブルの手段です。リスクや費用、スピード、正確性など様々な面から言っても自社で経理をするべきでしょう。
その際に、経理事務を誰が行うかが問題になります。
たまたま簿記の勉強をしていた人がいて、ある程度能力があり、本人にもやる気があるという場合にはその人がベストなんでしょうが、なかなか世の中うまく行きません。
特に経理業務は間違えるとリカバリーが面倒くさい業務ですので、適性のないやる気のない人が経理業務をするのは苦行に近いものがあるでしょう。
そこで、簡便的に適正をチェックしてみてはいかがでしょうか。
そんなに難しいことではなく、簿記3級のテキストなどを購入してきてサラッと勉強してみる。3級の位置づけとしては入門レベルではあるのですが、これがすんなり理解できるのであれば簿記の素質があると思われます。3日ぐらい根を詰めてやればセンスのいい人ならばある程度はマスターできます。
逆に、ちんぷんかんぷんでわからないという場合には残念ながらセンスはないのでしょう。努力でセンスのないのを補いつつ経理業務に向かうのも方法の1つでしょうし、諦めて他の人を探すのも良いでしょう。その際に初めて経理業務の丸投げを検討してみてはいかがでしょうか。
ただ、補足しておきますと、簿記というのは面白い学問で、センスがなくてもずっと諦めずにやってるとあるとき急に視界がひらけるようにすべてが分かるようになります。ブレイクスルーが来ます。センスがなくても頑張りでブレイク・スルーできるので経理業務を自分でせざるを得ないって人は努力で補いましょう。その際に独学だとホントの苦行ですから、経理学校などを活用するのがいいでしょうね。
経理学校はセンスの無さを補ってくれますので。
最近、簿記の知識がなくても経理業務ができるよ的な会計ソフトなどがちらほら出回ってますがこれもありっちゃありです。ただし、王道でなく邪道でありますのでそれなりのデメリット(リスクやコストのほか係数能力が高まらないなど)はあります。