5月病をぶっ飛ばせ…勉強は身銭を切ったほうが身につく

子供の頃はあまり好きではなかった勉強も大人になると己のためにやらざるを得ない事が多いです。その際、勉強は身銭を切ってやったほうが身につくと思います。

A0002 005477

社会人になっても勉強…

勉強は学生だけの専売特許ではなく大人になってからも(必要に迫られて)し続けなければなりません。

 

資格学校に通って資格を取得するのもそうだし、業務上でわからないことがあれば書籍やインターネットを駆使して調べ物をするというのも勉強でしょう。ちょっと古いけど、先輩の技術を見て盗むってのも広い意味での勉強なんでしょうね。

 

仕事上で何かわからないことがあればor壁にぶつかれば調べて対処せざるを得ません。

 

世の中、他人に自分の仕事を後回しにしてまで手取り足取り丁寧に根気強く教えてくれる物好きは殆どいません。

 

卑近な例ですと、税理士業界なんて先輩が仕事のおおまかな進め方は教えてくれますが細かいところや肝心なポイントは自分なりに調べて考えて身につけるしかありません。もちろん初心者といえど金をもらってる限りはプロですから間違いは許されないし、期限に遅れるのも許されません。税理士業界だけでなく世の中の仕事はみんなそうでしょう。

 

徹底的に調べる。信頼できる書物・文献などを中心に調べる。解説書なども複数読み込む。研究する。大事なのは自分なりの結論を出すことなんでしょうけど、その過程として投資は必要だと思うんです。

(参考)税理士事務所は仕事を教えてくれないので 

 

勉強をするのに図書館ってのは…

個人的な意見なのですが、勉強をするのに(自分自身の記述や造詣を深めるのに)図書館やインターネットなどの無料のツールを使うのはどうなんでしょう?あまり身につかない気がします。

 

広く市民に学びの機会を与えるという点で図書館の存在意義自体を否定するものではありませんが、仕事などで使う知識や技術などは図書館やインターネットのような無料のツールから得られるものではないでしょう。

 

身銭を切って優秀な先人に教えてもらうとか、書籍を購入してそれこそどこに何が書いてあるか覚えるくらいまで読み込むとか。

 

身銭を切らないと知識や技術の有り難さがわからないし、自分なりに結論を考えないと付け焼き刃の知識になってしまいちょっとひねられると対処ができない。

 

身銭を切るってのは真剣さの表れでもあるのでしょうね。

 

情報の氾濫する時代だからこそ…

それこそインターネットの普及した現在では様々な情報が氾濫しており、真偽を別にすれば求める情報は比較的すぐに手に入ります。

 

ただ、インターネットにあふれている情報は嘘も多い。

 

意図せざる嘘(執筆者の知識不足)もあれば情報が古くて陳腐化してしまったものもあります。

 

そうなるとやはり身銭を切って信頼できるソースから情報を引っ張ってくる。それは学校かもしれないし、高価な書籍かもしれないですが身銭を切らないことには仕方がないでしょう。(書籍を貰うってのも無しです。貰った本はたいてい古い。漫画とか古典文学なら古くても全然価値が損なわれないけど、実用書とか実務書と言われる書籍は常に最新版しか価値がないです。)(余談ですけど、会計事務所に書籍の改訂部分の差し替えにくる人がいますけど、ああいった方々の存在価値ってまさにそこにあるんでしょうね。まぁ、電子書籍でもいいんで差し替えが必要なのかは?ですけど)

図書館の本を一回読んで全部頭に入りましたとはなりませんからね、小説とかなら一回読めばいいけど、仕事で使う知識は何度も何度も読み込む性格のものなので。

 

インターネット上の情報の真偽を確かめるには身銭を切って身につけた知識で判断するか、ひたすら痛い目にあいながら覚えるかしかありません。痛い目にあうのは自分だけとは限りません、他人を巻き込むこともあります。

 

だからやっぱり価値のある情報や知識や技術なんてのは身銭を切って、自分の頭で考えて、体を動かして身に付けるしか無いんでしょうね。

 

5月のこの時期っていわゆる5月病が蔓延しますが、とくに新社会人の方や転職された方は気持ち的にしんどいかと思います。でも金使って勉強して自分で考えぬいて身につけた知識や技術があればムカつく上司や先輩・同僚なんかも黙らせられるのでどうか頑張ってください。