細かいことにはこだわらずとりあえず先に進む

 会計ソフトに入力をするときに、慣れないうちはあれこれと立ち止まって時間がかかりますが、考えたところであまり結果は変わらないので、細かいことにはこだわらず先に進んだほうがいいです。

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 仕事でも試験でもそうなんでしょうけど、細かいことにこだわりすぎて時間ばかりが過ぎていくことって結構ありがちです。

 

 会計ソフトの入力などは特に顕著なんじゃないでしょうか。科目が分からないとか、消費税区分が分からないとかetc… そういったことをイチイチ立ち止まって調べてたら入力作業なんていくら時間があっても足りません。言い過ぎですかね(笑)

 

 時間の制約のある試験などの場合には、難しい問題が出てきたらとりあえずサラッと読んでみて分からなければ後回しです。(そもそも、制限時間内で解き終わる試験て少ないような気もしますが…)

 

 会計ソフトの入力もそれで良いんじゃないでしょうか。仕訳が分からんとかの場合には、付箋(会計ソフトによっては付箋を貼付けておく機能があります)を貼付けておいて、とりあえず仮受金や仮払金などで処理するか、それっぽい科目を使って処理しとけば良いんじゃないでしょうか。

 

 で、とりあえず先に進む、と。とりあえず全部入力してから、付箋貼ったところを調べて直せば良いんじゃないでしょうか。慣れてくれば、付箋を貼るところも減りますしね。

 

 調べるのも、まとめて調べたほうが効率がいいです。入力して、調べて、入力して、調べて…と交互にしていると非効率です。どうしても分からなければ、税理士が来たときに聞けばいいので、不明事項をまとめておけばいいですしね。

 

 また、細かい数字が合わない。こういった場合もやはり先に進んだほうがいいと思います。数字は全部入力してから合わせるというスタンスのほうが効率的です。(決算作業などでは、丁寧に合わせる必要があるんでしょうけど、月次試算表ぐらいは小さなずれは許容範囲じゃないですかね。もちろん、最終的には合わせますけど)

 

 会計ソフトなどを早く入力する一つのコツとして、時間を制限してみて細かいことにこだわらずとりあえず先に進む。分からないことは後で調べる。といったスタンスでやってみると、時間の短縮になります。

 

 会計ソフトに関わらず、時間を制限してみて分からないことは後回しで、とりあえず先に進むというのはいろんな仕事に応用が利くと思います。