商売っ気は濃すぎるとしんどい

 先日、お知り合いの社労士の先生にお話しいただく機会がありました。比較的長時間お話しいただいたのですが、とても有意義であり難かったです。

 話の中で、士業の営業って…という話題で、「商売っ気が濃すぎるとツラい」というものがありました。

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 士業の営業ってのは、どの世代・キャリアになっても悩みの多いところのようでして、今回お話しいただいた先生もいろんなところで営業についてのお話(悩み等)は耳にするそうです。

 

 確かに、士業の営業って独特な部分があります。

 

 その社労士の先生は、元々は別の業界で営業職をされていた方でしたが、営業の仕方は違うので前職の方法がそのまま活かせるわけではないともおっしゃっていました。

 

 いろんな営業方法を試されているようでしたが、人脈を広げることにも余念がありません。士業全般がご紹介からお仕事を頂く機会が多いのは事実なので、知り合いが増えればお仕事を頂くチャンスも増えます。

 

 ただ、ここも難しいところで、知り合いが増えれば仕事のチャンスも増えるんですけど、最初からあからさまに仕事のやり取りだけを目的にしてると関係が続かない。

 

 一時期、ビジネス交流会みたいなもの(具体名は避けますが、一週間に一回とか皆で集まってビジネスの報告をしたり、その仲間内で仕事の融通をするってヤツです)が流行ったけれど最近はそこまでの勢いも無いとかってのも、「商売っ気の濃さ」に有るのかもしれません。

 

 商売っ気は大事なんですけど、あまりにあからさまで濃すぎるとしんどいです。

 

 〇〇さんから仕事を紹介してもらった、だから〇〇さんに仕事を紹介しなければ…となるとそのプレッシャーは結構キツいです。

 

 その先生も同じ考え方でした。

 

 なので、あまり商売っ気を濃くしすぎずに適度な距離感で、関係者の方とお付合いしながら緩く長くつながっていられる人を増やすのが良いのかなと感じた次第です。ウチは、そういうスタンスで今後も続けていくことになるでしょうね。