公証役場の公証人さんって年配の方が多い気がするんですが、どういった人たちなんでしょね?
税理士業務と公証役場って、まぁそんなに関係が深いわけでもなく頻繁に利用するわけではないのですが、遺言がらみであったり確定日付を貰いに行ったりという利用はします。
そんなに足繁く通うわけではないし、まじまじとみるわけでもないのですが公証人さんって年配の人が多いですよね。
気のせいかと思って調べてみると、公証人さんは元検事の方や元裁判官といった法律の専門家の方から法務大臣によって任命された公務員さんなんですって。(ナルホドねー)
公証人さんの仕事は大体次のような感じだそうです…
・公正証書の作成
・作成された文書の正当性を表明する認証を付与すること
・私署証書に対する確定日付の付与
ようは何らかのお墨付き的なものくれる役所ってとこでしょうか。
って、ことで税理士業務だと先ほどの遺言がらみ(公正証書遺言)とか確定日付を貰うとかで接点があり、司法書士さんだと成年後見(任意後見)とかがパッと思いつきますね。
税理士とか司法書士でない普通のサラリーマンなどの方が公証人さんと関わる機会というと、やはり公正証書遺言とか成年後見なんでしょね。
ちなみに公正証書遺言とは、公証役場などで証人をつけて公証人が作成した遺言です。公証人が作成しているので偽造や改竄される恐れがなく、検認の必要もないのがメリットですが、作るのは多少手間とカネがかかります。後々の事を考えると公正証書遺言がいいんでしょうけど。
成年後見(任意後見)は、親などが今は元気だけれど将来的に病気などをして財産の管理が難しくなった時のために事前に後見人を選任するというものです。具体的には、預貯金や年金の管理、税金・保険料・公共料金などの支払い、病院などの入退院の手続きや費用の支払、介護サービスや老人ホームとの契約etcといったことを後見人が代わりにできます。