Excelを腐そうって話ではなくて、Excelに不向きな作業は別のソフトでやったほうが良いというハナシです。
Excelは便利だけど…
Excelってほんとに良く出来たソフトで、数字の集計やら分析やらは大抵このソフトで片が付きます。まぁ、僕よりもっと詳しい人もいるでしょうし、僕がエラそうに語ることでもないのですがm(__)m
ただ、Excelって数字を集計したり分析したりという用途にはめっぽう強いですが、弱点というか不得手な分野も多いです。
個人的な意見ですが、Excelはシートを跨いでデータをやりとりさせるのは苦手なようです。たま~に、力技でそういったことをしますが(詳しい人はもっとスマートなやり方をするんでしょうけど)ドキドキですもんね。…で、案の定データがしっかり飛んでない!ってことになり修正します。
あと、コチラが本題ですが、Excelで作表をしたり、いわゆるフローチャート的なものを作ったりするのは面倒くさいです。そりゃあ、Excelは表計算ソフトであって作図をしたりするソフトでないのでアタリ前なんですが。
Excelで文書の雛形作ってる人はエライね−
最近は時代の流れと言いましょうか、どんな書類の雛形であっても大抵エクセルシートがあります。誰が作ったのか知らないですが、作るのにとても苦労したでしょうね。
エントリーシートやら、公官庁に提出する書類やら、とにかく何でもExcelシート。
まぁ、こっちは別にイチから作るわけでなくて必要事項を放り込んでしまいなのでどうでもいいんですが、作った人はエライね−。
僕もセミナー等の資料を作成する機会があるのですが、セミナーの資料には図解なども当然入るわけです。Excelで作ると、セミナー前に死ねる感じです。
作図などは別のソフトを使うほうが効率的
たとえば、最近作ったのが↑の図解です(相続税の計算方法を図解してます)が、こんなのExcelで作った日には過労死出来ます。
Excelだと矢印1つ入れるのも面倒です。(表計算ソフトなので当たり前なんですが)
Excel方眼紙という、Excelをワープロソフト的に使うやり方が世間一般に流布しているせいでしょうか、簡単なレジュメや文書でさえExcelを使う風潮があります。(いや、本人が良ければ別に何使ってもいいんですがね)Excelって非常に使い勝手の良いソフトなだけに、そういった文書作成もある程度こなせてしまいます。
しかし、込み入ったチャート図などを作成するのであれば別のソフト使ったほうが楽ちんです。ちなみに上の図解は、別のソフトで約1時間弱で作成しました。(チャートを作るだけならもう少し時間は短いでしょうが、間違ってないかどうか確かめながら、考えながら作ればこんなもんでしょう)
この図解をExcelで作ったら、もう少し時間はかかるでしょうね。
関数覚えたり、グラフ作ったり、僕は全く得意でないけどピボットテーブルとか頑張ったりってのはExcelならではなので勉強しようという気になりますが、図解を作るなら別でやります。得手不得手を見極めてやりましょうよってことなんですが、偉そうでスイマセンm(__)m