税理士に支払う一年間の報酬は、①月々の顧問料②決算料③年末調整等の臨時報酬です。
最近では、これらの合計を12分割したものを毎月貰う契約も多いようです。
僕が今まで勤めていた事務所では、上記のような形態で報酬を頂いてるところばっかりだったのですが、クライアントの立場からすると分かりにくい気もします。
そもそも、毎月の業務のうちに決算対策も入ってるんじゃないの?とか思うかもしれませんしね。
決算は特別に手間がかかりそうだから仕方ないにしても、年末調整とか償却資産税申告とかは、素人の方からすると「何だそれ?」って世界でしょうし、その「何だ?」ってものにいきなり金を払えといわれてもツラいものがあります。
あくまで、個人的な意見なのですが、そういった不要な誤解を生まないために顧問料はシンプルな方が良いのかなと思います。
分かりやすいって大事ですよね。「月額〇〇円、基本的にはこれ以外の報酬は必要ありません。」としてくれた方が、月々の報酬が多少高く見えても信用出来る気がします。
また、毎月の支払が平準化されるので資金繰り等は立てやすいですよね。(税理士報酬がそこまで巨額ではないでしょうが…)
まあ、あくまでモノの考え方なので、従来の報酬形態の良さもあるんでしょうけどね。
これから、顧問契約を考える方等は報酬の形態も考えてみては?というお話でした。