年末年始(特に年末でしょうか)は、何かと物入りですよね。資金がショートしそうなら資金繰り表を作って普段から資金量を把握しておきましょう。
お金があれば潰れない
事業を運営していく上で必要なものは色々と有りますが、何と言っても一番はお金(資金)ですよね。
事業が赤字続きでも、資金さえ途絶えなければ理屈上倒産したりすることは有りません。逆に、黒字であっても資金が底をついてしまったり回らなくなってしまうと、最悪の場合には倒産なんてこともあり得ます。
そのくらい重要な資金ですが、資金が無くなってから金融機関等から借りようと思ってもなかなかすぐに貸してくれないのが現状です。
資金繰り表の効果
ですから、普段から「資金繰り表」を作成しておいて、資金ショートしそうなタイミングを事前に知っておくことが重要となります。
資金繰り表を作ることによって、資金ショートを起こしそうなタイミングが前もって分かっていたら、事前に借入したり資産を売却したりetcと資金を準備することが可能です。
リスクヘッジのためにも、資金繰り表をしっかり用意しておきたいところです。
資金繰り表の作り方ですが、一番オーソドックスなものは収入と支出を月ごとに管理するものでしょう。ここでは、細かなひな形の紹介は割愛しますが、月ごとに資金の出入りを管理することによって、先述した資金ショートのタイミングを事前に把握することができます。
税理士等に依頼してみるのも手っ取り早く簡単
資金繰り表は、事業者自らが作ろうと思うと結構大変ですから、会計事務所や税理士に作成を依頼するのが良いでしょう。税理士等は、普段から経理の状況を見ていますから精度の高い資金繰り表を作成してくれます。
ただし、将来的な支出の予定までは分からないことも多いので、社長なり事業主が将来的に大きな支出が有る場合には、それらの事実をしっかり伝えておくことも重要です。
安定した経営のためには、安定した資金の供給が必要となります。そのためにも、資金繰り表を作成されていないのであれば、是非作成されることをお勧めいたします。