税理士に依頼をする際にチェックしておきたい3項目を考えてみました。色んな意見もあるでしょうから、参考までに。
税理士を変更したり、新たに依頼をするとなった場合のチェックすべきポイントを確認しておきたいと思います。もちろん、これ以外の要因もあろうかと思いますが、まずは最低限のところで。
①業務範囲
税理士との契約において、業務範囲は明確にしておいた方が良いでしょう。業務範囲という言葉が伝わりにくければ、どこまでの作業を自分たちが行って、どこからの作業を税理士に頼むかってことです。
この辺りが曖昧だと、思わぬ追加報酬が必要となったり負担が増したりします。
通常の料金に含まれている業務もあれば、そうでない業務もあります。業務範囲を明確にするには、自分が税理士に何をして欲しいのかを明確にしておく必要があるでしょう。
②担当者は誰?
担当者が誰なのかは確認しておきたいポイントの一つです。税理士自身が担当するのか、職員さんが担当するのか…といったところですね。
どちらが良いのかは一長一短がありますが、できればスキルの高い人に見てもらいたいところです。
また、スキル等はそうそうすぐには分かりませんので相性を重視するというのもアリでしょう。その相性をどうやって見極めるのってのが問題ですが、ブログとかそういったものから雰囲気を読むのもいいかもしれませんね。
③コンサルティング?
先ほどの①との絡みですが、自分が税理士に何を求めるのかは明確にしておいた方が良いかもしれませんね。
この辺りは、経営のステージが進むにつれて変わってくることもありますので、起業したばかりの頃と、軌道に乗ってきた頃と、拡大をしていく頃とでは求めるものも違うでしょう。
今現在、自分がどのステージにいて、どういった情報なりサポートが必要なのかを明確にしておけば、有効に税理士を活用出来るでしょう。
個人的な感覚では、経営のステージが上がっていくにつれて、作業的なサポートよりもコンサルティング的なサポートを求められる傾向が上がっていくように感じます。
以上です。あえて、フィーについては項目から外してみました。フィーを気にされる方は多いかと思いますが、事務所の提供するサービスがマチマチなので、サービスとの兼合いで決まるものですから、フィーだけを気にして税理士を選ぶべきでないと考えたからです。
どうしても気になるようでしたら、直接見積を請求するしか無いでしょう。その際には実際に会ってみることをおススメします。