インターネットで会社設立と検索すると色んなサイトが表示されますが、「実質」0円で会社設立ができるというサイトがありました…
勘のいい人ならもうお分かりかと思いますが、実質0円というのは宣伝文句で、実際のところは別にお金がかかるんですけどね。
確か、事務機器とかそんなものをリースすれば会社設立関係の面倒を見てくれるといった仕組みでした。
それ以外にも、会計事務所が運営しているサイト等でも顧問契約を前提にしているところもあります。
「会社設立にかかる費用は0円だけれども、事務機器をリースしたり顧問契約してね」→0円と謳っておいて、事務機器のリース料や顧問契約でお金を回収するわけですね。全然、「実質0円」じゃないですw
そうなってくると、リース料トータルや顧問契約の金額まで含めて得か損か検討しなければいけなくなりますが、そこまで考慮に入れるとあまり支出は変わらないなんてことも…
なんにせよ、「実質〇〇円」という宣伝文句は「実質」という言葉が一人歩きしているような気がしてなりません。
参考までに、辞書によると「実質」とは「事物に本来備わっている内容や性質」といった意味のようです。