経費分析…上位3つの経費で75%

 業種によって異なりますが、一般的に経費のうち上位3つ(売上原価、人件費、地代家賃など)の合計が75%以内に収まっているかどうかが黒字経営のカギです。

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 安定した経営をするために経費管理は欠かせませんよね。

 

 経費を管理する際に、前年比等を見て経費を管理することも多いですが、それ以外に有効な手だては無いものでしょうか。

 

 一般的に言われるのは、経費のうち上位3つ(たいていは売上原価、人件費、地代家賃等ですが、業種によって異なります)が75%以内に収まっているかどうかがポイントになります。

 

 この75%に収まっていると安定的に利益を確保出来るといわれています。

 

 上位3つの経費が75%を超えている場合には、それぞれを見直してコストダウンを図りましょう。

 

 人件費や地代家賃は固定費なので、削減するのはなかなか難しい面がありますが効果は大きいので中長期的な目線でもコスト管理を考えたいですね。これらは別の機会に記事にします。

 

 売上原価に関しては特に飲食業等では管理が重要です。

・発注は適正か?→発注が過剰だと廃棄ロスが大きくなる

・仕入の際の相見積を取って原価を落とす

・原価と売価とのバランスは適正か→売価が適正でないと原価率は上がる

・期末以外にも定期的に棚卸し実施→在庫の適正管理と過発注を防ぐ

などなど様々な方策が考えられます。

 

 細かなことの積み重ねで経費削減につながります。可能な限り是非実施て見てください。