今も昔も大事な郵便物は簡易書留で送りますが、不在がちな受取人は注意が必要です。
簡易書留とは?
大事な郵便物を送る場合には、キッチリと相手方に送られたかを確認する必要があります。簡易書留とは、引き受けた時間及び配達した時間を記録してくれます。インターネットでも配達状況を確認できるので、安心感があります。
手渡しで配達してくれ、受取時にはサインが求められるため、紛失のリスクも少なく大事な書類などを送る場合には便利です。
料金・補償は?
簡易書留の料金は基本料金に、310円の加算です。また、損害賠償の金額は上限が5万円となっています。安心料としては、妥当なところでしょうか。(ちなみに、一般書留は基本料金に430円の加算で、損害賠償は10万円までです)
郵便局の窓口から送る
簡易書留はその性質上、送った及び受け取った記録を取りますので送付時には郵便局の窓口までいく必要があります。(仕方ないですね)
受領証をくれますので、この受領証に記された番号を入力するとインターネットでの郵便追跡サービスで配達状況が分かります。
送り先が不在のとき
送り先が不在のときは、不在連絡票がポストに入っています。再配達の場合には時間を指定できます。(日曜・休日であっても配達してくれます)
送り先が不在の際に、不在配達表を入れてくれるのですが、見逃さないように気をつけましょう。不在の場合、郵便局に持ち帰り10日ほど保管してくれますが、その間は連絡してくれません。
保管期限の翌日にもう一度配達してくれるようですが、その際も不在ならそのまま持ち帰るようです。不在連絡票を見逃すと、受け取れないリスクがあります。
逆に言えば、送った側はインターネット上で配達状況を確認できるので、届いていなければ(郵便局に保管されているなら)送り先に連絡をして都合のいい時間に郵便局に配達してもらうよう促す必要があります。
送り主がケアしないと、不在がちな送り先は簡易書留を受け取れないという事態になりかねませんので気をつけましょう。