紙ベースの資料をどのように取り扱うかは難しいところですが、スキャンしてしまうのが手っ取り早いです。スキャンアプリevernote scannableがとても素晴らしいです。
紙媒体の資料はスキャンして保存
ペーパーレス時代なので紙媒体の資料は必要最低限にして、その他はスキャンして保存じておきたいのですが、なかなかいいスキャナがありません。
iPhoneのアプリでもCamScannerとか有名どころがありまして、僕もiPhoneに入れてはいたのですが、なんと言いますが手軽には使えないんですよね。設定とかがめんどくさいといいますか。
紙の資料をデータで保存するのは場所を片付けたり検索性を高めたりするためなんでしょうけど、資料を探す時間の節減ってのもあるのかなと。でも、スキャン自体にそこまで時間がかかると意味がないような…
Scannable はとっても簡単
evernoteが最近リリースしたScannableはその点、とっても簡単なので大変助かります。
まずは、アプリを立ち上げて対象となる紙資料などの上にかざします。
すると勝手に取り込んでくれます。
手動でもできますが、面倒くさいし取り込みの精度がそこそこ高いので任せておいていいでしょう。
取り込みが成功するとこんな感じの画面になります。
レシートの右下あたりに見てている「…」のボタンを押すと切取りや回転ができるので取り込みが多少ずれても大丈夫です。
取り込んだデータはjpegかPDFで保存されます。（設定可能）
あとはevernoteなどにアップしておけば完了です（笑）
仕事上のノートを取り込んでみましたが、ほとんど失敗もなく取り込むことができました。かざすだけで自動的に取り込めるので今までにない簡単さですね。撮影した際に映り込んだ影も自動で調整してくれるので気にする必要もありません（スゲー）
税理士業的には、訪問先の資料を預からなくてもこれで取り込んでしまえば済みますし、その逆も（こちらからクライアントへ送付）手軽な感じです。はっきり言ってFAXなんかいらないんじゃないですかね。
今後の改善に期待する部分も
このアプリは名刺を取り込むと、Linkedinとリンクして名前などを保存してくれるのですが、先ほどのノートを取り込んでいる際に小さなノートだと名刺と誤認識してしまうことがありました。
また、書類の上にかざすだけで自動でスキャンしてくれるのですがたまに資料の認識に時間がかかることがあります。iPhoneの持ち方にもよるんでしょうけど、手がプルプルします。
それ以外には書類を認識する際に上下が反転してしまうことも何度かありました。（回転させて調整すればいいんですけどね）
何と言っても無料アプリですし、ここまでの性能と手軽さを両立しているのは素晴らしいです。ハンディスキャナを持ち歩くというのも重たいしめんどくさい。手軽に資料を電子化できてすぐにevernoteなどにアップできるという連携面の優位性も踏まえるとiPhoneに絶対に入れておくべきアプリの一つだと思います。