勉強はカネを払ってしないと身につかない

資格の勉強もそうですが、勉強や仕事はカネを払わないと身につかないという面があるのは事実です。

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独学もいいけど…

難関資格の勉強をするとかですと独学か専門学校に通うかという二択を迫られます。残念ながら、独学で合格したって人は殆ど聞いたことが無いですし独学で合格しても時間が掛かり過ぎるというのが大きなデメリットとしてあります。

 

昨今の難関資格試験では、難易度が年々上昇しているというのは周知の事実です。難易度が上昇しても合格率は変わらない→要は勉強の仕方に工夫が必要ってことですね。試験傾向の分析だとか回答作成のコツを身につけるとかそういうことですが、独学だとそういった情報が入ってこないです。

 

また独学だと真偽の怪しい情報に振り回されるということも警戒しなければなりません。

 

結局、多少のお金で済むのであれば専門学校に通うほうが効率的だと言えます。試験傾向の分析は勝手にやってくれるし、回答作成のコツも叩き込まれますし。

 

合格した後も勉強するが…

はれて試験に合格してもそれで終わりではありません。更に研鑽を積まなければいけないからです。

 

たまにいるんですが、図書館に通って勉強をするって人。あんまりオススメしないですね。(とは言いながら難しい案件を抱えたときは専門書の幾つかを図書館から借りてくることはありますが…^^;)

 

理由は2つ。

1つは図書館にある実務系の書籍は最新ではないこと。税法も含めた法律は改正が入りますし、判例も新たなものがドンドン出てきます。従って常に最新の情報にアンテナを張ってないと古い情報では対処できないということがあるからです。

 

もう1つはカネ払ってない情報だと真剣度合いが低いこと。士業あるあるではないですが、実務書など気になっている分野の書籍を購入しても買っただけで満足しちゃって積んだままになっていることが多いというのがあります。カネ払って買った本でさえそうなのですから、カネ払ってない情報・書籍については言わずもがなでしょう。

 

(個人的な意見ですが、開業前のカネのない資格者ならともかく開業してる人間はカネ払ってあげたほうがいいと思うんです。カネ払わないと出版元が困りますからね。その結果、新しい本が出てこなくなったら困るんじゃないでしょうか^^;これは書籍のハナシで会計・税務ソフトのメーカーは暴利を貪ってるので高いカネを払う必要はないと思いますが(^^ゞ)

 

結局カネと時間を使って身に付けるしか無い

結局、専門家というか士業という商売の仕入れは知識なわけですが、仕入れ部門をサボってると利益が減ってきます。

 

知識を身に付けるのは一朝一夕にはいかなくてどれだけカネと時間を使ったかってことで決まります。(能力が同じならば。たまにすごい天才肌の人がいて時間をかけなくてもすぐに本質を理解するってすごい人もいますがそういったのは極めて例外)知識の仕入れを古い情報で済ませたりしてると後々困るでしょう。

 

はじめの話に戻りますが、試験勉強などはカネと時間を使ってしっかりと勉強していった人から合格してるようです(少なくとも私の見た範囲では)

 

余談ですが、税理士試験の場合には大学院に行くという荒業もあります。大学院に行けば税理士試験の科目が一定数免除になるからです。個人的には大学院に行く際にはモチベーションの維持が大変です。結構真剣度合いが低い人が多い(某知り合い談)ので、モチベーションを保つには専門学校のほうがいいでしょうね。(このあたりは意見の分かれるところでしょうから、あくまで私見ですのでご不快な思いをされた方にはお詫びします)