データを入力するときはショートカットを使ったほうが入力が格段にラクです。
一般ユーザー向けの会計ソフトでメジャーなものといえば弥生会計か会計王でしょうか。
弥生会計でデータ入力する際に、知っておくと便利なショートカットを幾つか紹介してみます。
①1行仕訳を振替伝票に変換→[Alt]+[E]、その後[H]
支払手数料を忘れてたとか、利息の処理を忘れてたとかで単一の仕訳を複合仕訳に置き換えたい時があります。この操作で、単一の仕訳を振替伝票に置換してくれるので修正がかなり早くなります。知ってるのと知らないので効率が大きく変わる操作だと思います。
②ドロップダウンリストの表示(計算機の表示)→金額欄をアクティブにして[Alt]+[↓]
[Alt]+[↓]でドロップダウンリストが表示されたりするのですが、入力時に金額欄に合わせてこの操作をすると計算機が表示されます。計算機の機能は複数の伝票をまとめて入力するなどのときは便利ですが、表示しようと思ったら金額欄の端っこにある▼にマウスポインタを合わせなければならずイラッとします(笑)意外とよく使いますね。
③仕訳辞書登録→[Alt]+[E],その後[W]
頻出する取引を仕訳辞書登録しておくと大幅に効率化します。バカ正直に全て手入力するよりも遥かに早いので、同じ取引が何度も頻出する場合には仕訳辞書に登録しておくといいでしょう。
④簡易的に絞込をかける→[Alt]+[1]
過去の取引を参照したい場合などには、検索機能が一般的ですが、摘要から仕訳を簡易的に探すことも出来ます。入力画面で[Alt]+[1]とすると絞り込み画面になるので、絞り込みの摘要欄に探したい摘要を入れると該当の取引が現れます。検索機能のほうがきめ細かい検索が出来ますが、摘要から同じ取引を探すだけなどの場合には簡易的に絞り込むほうが遙かに手軽で早いです。
⑤日付順に再計算させる→[F5]
弥生会計などの会計ソフトのいいところは、日付をさかのぼって入力しても勝手に並べ替えてくれるところです。
3ヶ月位前の未入力のレシートが見つかったなんてことはたまにあるわけですが(もちろん無い方がラクですが)、そのまま入力すれば勝手に並べ替えてくれますが、その際にイチイチ画面を閉じて開いてってことをやってる人を結構みかけます。[F5]で再計算して更新してくれるので、日付順に並びます。イチイチ閉じるのが面倒な場合に便利です。
この辺りの操作は知らなくても特に差し支えないですが、知ってるほうが効率的に仕事ができますので余裕があれば試してみるといいと思います。