税理士ビジネスのように訪問を前提としたビジネスモデルですと、移動時間の管理がついて回ります。
スタンダードな税理士業は移動がつきもの
税理士のビジネスモデルはクライアントを訪問することを前提としている場合が多いです。
クライアントを訪問して、経理の状況だけでなく実際の生産現場や店舗の状況などを確認するためでもありますし、クライアント側に訪問することで様々な資料を即座に確認させてもらえることが出来たりとメリットが多いからです。
なかには、訪問せずにクライアントに資料やデータを事務所まで持ってきてもらうor郵送で送付してもらうという業態もあります。移動時間などを節減することで、コストを抑えて、比較的安価に貴重や申告書の作成サービスを提供するというモデルですね。
それはそれでありだと思います。
ただ、やはり訪問したほうが、気づいたり相談したり提案したり出来ることも多いので訪問した方がいいと思います。(法人案件の場合には訪問しないことも可能かもしれませんが、相続案件で訪問しないことはリスクの観点から無理でしょう)
移動してる時間って何もしてないけど…
税理士商売には移動がつきものなのですが、移動時間中は当然ながら仕事はしてません。
でも、遠隔地のクライアントだったり電車の乗換が多かったり駅からものすごく離れてたりすると結構疲れるんですよね。(気の利いた税理士なんかは、汗だくでクライアントの近くまで来ても汗を拭って綺麗にして汗がひいてから建物に入る余裕を持ってる人も何人か知ってます。)
仕事はしてなくてもつかれるんで、その分だけ報酬を下さいって言いたいところですが、別に何ら生産的なことをしてるわけでもないし、言えません(笑)
ある程度近場の税理士に頼んだほうがいいんでしょうね…
訪問などをせずに、郵送だけで作業を済ませるような場合には、アドバイスとか相談とかそういった高付加価値的なことが期待できないばかりか、意思疎通の面で問題が出てきて税務的なリスクも高まっていきます。
すると、カネを払うならしっかりと元をとりたいと考えるのが人情なわけで、訪問が前提となってしまいます。
近場の税理士の方が、どう考えてもいいのはその辺りに理由があるんでしょうね。
どの当たりまでが近場なのかは難しいところですが、電車で1時間半くらいまでがギリギリの圏内な気がします。通勤通学で考えてもそんな感じじゃないですか?