個人事業でやってると国民健康保険＆国民年金ですが、法人にして要件を満たせば社会保険（健康保険＆厚生年金）に加入します。どちらがいいのかは非常に迷うところです。
生活していくうえで大きなコストになってくるのは税金といわゆる社会保険料ですが、税金はそれなりの対策を打てば負担を軽くするなどの余地が大きいのに対して、社会保険料はそういった余地が小さく負担が過重なため、その選択には難しい判断が迫られます。
普通に会社勤めをしていれば、その会社が加入している健康保険や厚生年金に加入するわけですが、自営業の場合には国民健康保険と国民年金になります。
国民健康保険は驚くほど高くて…
税理士という職業柄、確定申告などにも関わるのですが、税金は対策を打てばそこそこは安くできるので納税者の方にある程度は納得いただけるのですが、国民健康保険はそうはいかず皆さん驚かれますね。会社勤めの方が、労使折半なので半分を会社が負担しているので、自営業者はその倍負担している事になりますので負担感は相当でしょう。
逆に言えば、会社をやってると従業員（自分が会社の経営者ならば自分も）の健康保険料の半分を負担しなければならず非常に思い負担です。（最近は役所もチェックが異常に厳しくなってます。）
①「国保＆国民年金」と②「健康保険＆厚生年金」の選択はそういった負担が大きいだけに悩ましいですね。
いま負担を大きくして将来の安寧を求めるか、その逆かという単純な話でもありません。
事業をしていれば、今の金がなくなったら将来はないわけです。
ウチの場合は、綿密にシュミレーションしてどちらのメリット・デメリットも説明しますが、まぁすぐに結論は出ません。
１つ確実に言えるのは、社会保険関係のコストは負担が大きいので、事業をやるならば税金と合わせて常に考慮しなければならないってことでしょうね。（意外とって言うと失礼ですが、考慮してないひとが多いです）
