書籍はなるべく買ったほうが…

書籍はなるべく買ったほうがいいのではないかと…

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書籍はなるべく買ったほうがいいのではないかと思います。税理士って仕事の1割ぐらいは本を読んでるんじゃないかというくらい勉強せねばなりません。専門書を読み漁るということになりますが、その際の書籍は図書館で借りたり他人から借りたりという「タダ乗り」をするのではなく、カネを払うべきだと思うのです。

①身銭を切ったほうが身につく
勉強する場合もそうですが、身銭を切るのと、お金を出してもらうのでは真剣度合いが違います。身銭を切ったほうが必死でやるだけ身につきます。(人によって事情は異なるので、常に身銭を切れというわけではありません)

書籍もそうで、図書館などでタダで読むよりも、身銭を切って本を読むほうが身につくと思います。

②カネと知識の価値を知る
先程にも共通しますが、1,000円程度の本であれば失敗してもそれほど痛くありませんが、専門書になると5,000円とか8,000円とか結構な価格がします。 先進的な勉強をしようと思うと、どうしても市場に出回っている書籍数が限られているので高い書籍を購入せざるを得ません。

ただ、新しい知識にはそれだけの価値もある。

カネを払い、必死で読み込んで、自分なりに咀嚼することで血肉になります。

図書館が何でもかんでも悪いとは言いませんが、税理士などの仕事は知識(とサービス)を売ってお金を頂戴しているわけですから、書籍などで知識を得る場合にはそれ相応の対価を支払うという意識をした方がいいのではないかと思います。(日本ではどうしても知識にカネを払うという意識が弱い人も多いですからね…、せめて自分たちから率先したほうがいいのではと思ったり)

③著者のため
 最近、Ama◯onで、定額を支払うと電子書籍が読み放題になるサービスが始まりました。個人的にはこれも含めて、少し懐疑的でして。

我々が千円弱のお金を支払って、 本を読み放題になったとして、著者にいくらのお金が入るのでしょうか。

 作家や著者の方々が食べられなくなったり、取材を続けられなくなると、回り回って我々も損です。フェアーな経済活動を意識するならば、書籍などは図書館で呼んだり他人に借りたりするタダ乗りはもってのほか、定額サービスもあまり著者のためにはならないと思います。