セミナーの当り外れを見極める

なにか勉強をしようとするとセミナーに出席するというのは大変有効なのですが、セミナーって当たり外れ(当たり外れの定義が曖昧ですが)が激しいですよね。映画だとつまらなければ寝るか、席を立てばいいのですが、セミナーだとなかなか難しいです。セミナーの当たり外れ

セミナーに参加する目的を明確に

セミナーとひとくちにいっても様々なタイプがあります。

知識・スキルの補充とか、人脈の構築とか、ビジネスアイデアを得るためとか、講師が気になる人なのでとか…

勉強しようと思っていったのに、人脈系のセミナーだと当然のことながらミスマッチになりますし、勉強系でも一方的に講義を受ける形式なのか、ワークショップ的にこちらも参加するものなのかも良い悪いの問題でなく、合う合わないという人を選びます。

いくら良いセミナーであったとしても、参加する側の目的があまりにも曖昧だと「ハズレ」という感じになるでしょう。

あたりかどうかは参加目的や、その時の状況によって異なるので、一概に言えませんが、「ハズレ」は明確にわかります。まずは「ハズレ」を避けるようにすればいいんじゃないでしょうか。

ハズレのセミナー

明らかに、裏にお客を取ろうって目的が透けてるセミナーがあります。

そんなセミナーは大抵、低額なセミナーなのですが、それでも3,000円前後の値段がしますよね。(個人的には、高くてもいいから営業目的でなく、実利のあるセミナーを開催してくれって思います。もちろん高額セミナーでもハズレはあります)

一番最悪なのは、公的機関の名前で告知をしておいて、実態は民間の事業者に丸投げってセミナーですね。値段が安い事が多い(無料の場合もあります)のですが、あからさまな営業です。

いつも思うのですが、セミナーであればセミナーとしての価値を提供しないと。

むかし、勉強のために起業セミナーに参加したことがあります。セミナーの内容としては、まぁまぁ頑張っているかなという印象だったのですが、セミナーの危機感を煽ったり営業をかけたりって感じが辛かったことのほうが強く印象に残っています。

セミナーに行って、なにかものを売りつけられたり契約をさせられそうになるというのは(なかには素晴らしい商品やサービスもありますが)セミナーとしては「ハズレ」でしょう。

単に文書を読んでるだけ

単に文章を読んでいるだけのセミナーは退屈です。

私も人前で話すことは少なからずあるのでわかるのですが、レジュメなどの文章を作るのは大変で手間もかかります。これを作って安心したのか、レジュメなどを頭から読んでいくだけのセミナー(勉強会)みたいなのもつらいですね。

よっぽど話術に自身がないと聞かせるだけのセミナーはしんどい。

それだったら、書籍を読むよって話になりますので、独自の考察や文章には表れていない情報などを盛り込みつつ、わかりやすく解説しないと…と思うのですが、そういうセミナーは辛いです。

まずは書籍やブログからか

講師の方に興味があって、その人に会いたいとか、話を聞いてみたいと思ったので、セミナーに行くってパターンが失敗は少ない気がします。事前に書籍とかブログとかを読んでたり、あるいは作品や業績に触れていたりすると、イメージと大きく違ったということは少ないです。(少ないだけで…)

まぁ、事前に書籍やブログに目を通して、あるいは作品や実績に触れた上でセミナーに行く人は、講師やセミナーに最初から好意的であることが多いですから、失敗と感じることが少ないのでしょうけれど。

書籍やブログ、作品や業績がつまらない(と感じる)人のセミナーはつまらないです。書籍等以上のことがセミナーで体験できるってことは少ないですから。

結局の所、書籍やブログ、作品などに触れるアンテナを高く保っておくというのが無難な選択肢なのかなと。