小規模企業の資金繰り|融資が通らない理由と失敗パターン

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融資は、良い会社が通るというより、明確なマイナス要因があると通りにくくなるものです。


実際には、利益や売上だけでなく、返済履歴や税金の滞納、準備の遅れなど、見落としがちな点が結果を大きく左右します。


本記事では、小規模企業が融資で失敗しやすい典型パターンを整理します

これらがあるとほぼ無理

融資の返済を「飛ばした」実績がある※クレジット含む、リスケ中も含む

本質:信用の毀損

融資の返済を「飛ばして」しまった実績は記録に残ってしまいます。
「約束どおり」に返してこない事業主を、信用してはくれません。

税金の滞納等がある

本質:優先順位の誤り

税金を払わない人が、融資を返済してくれるのでしょうか?
金融機関からすると当然の疑問です。

また、政府系の金融機関などは「税金」(直接的でなくても)で運営されている側面があるため、税金を払ってない人には貸せないです。

絶対ではないが厳しい

3期連続で赤字※慢性的な赤字体質も含む

本質:返済原資がない

融資の返済原資は将来の利益ですから、返済が疑問視されます。

慢性的な赤字体質だと、経営者の係数能力そのものに問題があると考えられ、事業計画などの信憑性もなくなります。

消費者金融からの借入がある

本質:資金調達の最終段階

消費者金融から借りざるを得ないということは、「通常の」融資が受けられない、と解釈されます。

前の借入から日が浅い

本質:計画の不備

前回の借入れから日が経っていないと、前の借入時の計画などは間違えていたということになります。

加えて、返済余力も厳しくなっている可能性が高いため、前回の借入から少なくとも1〜2年は間を空けないと、難しいことが多いです。

その他

準備が遅い

融資の審査期間は考慮していても書類の準備を考慮していない(税理士との連携など)ケースは驚くほど多いです。

決算書は申込時に作るものではなく、過去の積み重ねです。

融資では通常2〜3期分の決算書が見られるため、直前で整えることはできません。

まとめ

資金繰りは常に先手必勝であり、準備は常に先を見越すことが大切です。

融資の失敗は、特別な理由ではなく、「信用・収益力・準備」のいずれかが欠けていることによって起こります。

これらは一朝一夕では改善できないため、日頃からの積み重ねが重要です。

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税理士・佐野匡司
大阪の小さな事務所を運営する現役税理士。
官報合格(試験合格)+実務経験15年以上。
中小企業オーナーや資産形成を志す個人(特に共働き夫婦・パワーカップル)に向けて、
「リスクを抑えたお金の戦略」を発信中。

保険・投資・不動産などの販売とは無縁の独立系の立場から、
中立的で実務に根ざした情報をお届けします。

このブログの最終目標は書籍化。
現場で得た知見をもとに、資産形成とリスク管理の両立を目指します。

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