テストを受けると自己採点をして合否のめやすとすることが一般的ですが、自己採点って評価が甘くなりがちです。
自己評価は甘くなりがち
卑近な例ですと、税理士試験では試験後、経理学校などが発表する解答速報を見て自己採点をします。自己採点をして、その結果に応じて勉強の計画を立てるわけです。
仕方の無いことかも知れませんが、意外と自己採点が甘い人が多いような気がします。他の人に点数を聞いてみると、意外といい点を言いますので(ホントにいいのかも知れませんが)
で、年末に結果発表があるのですが、自己採点では合格のはずだったのに、結果がふるわなかったということも結構ありがちです。
結局のところ、自己採点が甘かったということでしょう。自己採点が甘かったばっかりに、勉強の計画も大きく修正しなければなりません。
これは、試験に限った話ではないと思います。自分で自分の評価をするって難しいですから。
人に見てもらうのがいいのでは
自己評価は甘くなりがちなので、他の人に評価をしてもらうがの手っ取り早いかも知れません。(ある程度能力のある人に見てもらわないとダメですけど)
独学でやるよりも、他の人に習ったり、教わったりするほうが効率が上がるのも、そういった他人の目があるからでしょう。
自己評価が甘くなりがちなので、自分を厳しく見過ぎる人もいますけれど、これはこれで問題があると思います。やはり、評価は正確でないと意味が無いですから。(モチベーションも上がりませんし…)
会社の場合
あまりエラそうなことはいえませんが、会社の場合も自分の会社を客観的に評価をするのは難しいです。愛着があればあるほど、難しくなると思います。
そういった時は、冷静な他人の目を介して評価をするのも一つの方法だと思います。
試算表に数字は出てきますが、それを読み取る際に自己評価が入ってきます。客観的な評価のために、税理士等の専門家を利用するのもいいかも知れません。他の人の目が入ることによって、思わぬ気付きがあることもありますので。