相手の肩書に昔は緊張したけど、今は全くしなくなりました。学生さんや税理士受験生の方も就職・転職活動で緊張するかもしれませんが、その対処法を。
いろんな肩書きの人に出会うけれど
私事で恐縮ですが、就職活動をしていたのは、はるか10数年前になりますが、その頃は人事部長や専務やら社長といったすごく立派な肩書きの人に会う時に緊張していた覚えがあります。
また、税理士になる前に会計事務所で勤務を始めた頃も、会う人会う人が立派な肩書きを持ってらっしゃるので緊張してました。
学生の場合、普段会う人って同世代の人が圧倒的に多く自分の親くらい年の離れた人やそこまでいかなくても10歳以上離れた人と会う機会ってそうそうないです。バイトなど出会う人も人数はしれてますからね。
交友範囲を考えても、年上の人って親とか親戚、教師、バイト先の人…くらいでしょうか。
就職活動の時期って、人生で初めて相当年の離れた◯◯部長とか、専務とか、社長と会うことになります。ましてや、こっちは人生がかかってるわけなので緊張するなってのが無理な相談なのですが。
そういった人と会う時に緊張しない人でも、なんとなく取っ付きにくいとか話しにくいなんて感じることもあるかと思いますが、僕の経験上そういったことは取り越し苦労で済むことが多いです。
よくわからない肩書も多いし
僕の仕事は税理士なのですが、税理士っていう職業は主に企業や個人の事業主さんに変わって税金の計算や申告をしたり、あるいはそれにまつわる相談に乗ったりします。金に関わるいろんな相談に乗ったりしますので、会社であれば社長やそれに次ぐポジションの人にお会いすることも結構あります。
そういった人って結構立派な肩書きを名乗ってたりするもんですが、いちいち緊張したりビビったりしていたら仕事になりません(笑)
実際に話してみれば向こうもフツーの人間ですので、特別に失礼なことでもしない限りはフツーに接してくださいます。
それに、肩書きってそこまで信用すべきものでもないですよ。
特に中堅以下の企業などではそうですが、とりあえず肩書きを割り振ってるだけみたいな企業もありますからね。ちょっと極端な例だと、家族と従業員含めても数人でやっているような会社だとご主人が社長、奥さんが専務、お子さんが経理部長、従業員さんが総務部長や営業部長etcと全員なんらかの肩書名乗ってるというところも珍しくありません。
部長とかそういった重々しい肩書でなくても、◯◯コンサルタントとか◯◯コーディネーターとか◯◯プランナーみたいな横文字系の肩書きって名乗ったもの勝ちみたいなところがあるので、蔑む必要はないけど恭しく崇め奉る必要もありません(笑)
◯◯士ってのも同じです。僕は仕事柄、◯◯士…税理士・公認会計士・社会保険労務士・行政書士・弁護士・司法書士などを生業にされている方とお会いすることも多いですが、こういった人たちも中身はフツーです。
さっきの横文字系の肩書きと違うのは国家資格なので勝手に名乗れないという点はありますが、中身はフツーの人たちばかりです。(いい意味で)
肩書きってポジションとか職務内容を表してるだけ
肩書きって、その人の偉さを表してるのじゃなくて仕事上のポジションや職務内容を示しているだけなんですよね。だから言い方が悪いですが、肩書が立派でも中身はフツーのオッさんと変わりませんので。相手の肩書が凄そうでも、結局中身はフツーの人と変わりません。
肩書などにビビって、話しづらいなとか取っ付きづらいなと思うとむしろ、そのようになってしまうんじゃないでしょうか。
過度に構えず、気楽に話しをするくらいの気持ちでいいんじゃないでしょうかね。