(経理)細かいことはイイんだよ

経理業務って数字を合わせる仕事なのですが、ザックリでいい場合も多いです。

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お金はきっちり合わせるというアタマ

経理作業って数字を合わせる仕事ですから、1円単位まできっちり数字を合わせないといけません。金融機関などでも閉店後、1円単位まで合わせるのに必死になっているという話は有名ですが、合わせるべき所は合わせなければいけません。

 

たとえば、レジの現金と帳簿上の数字があっているとか、売上の入金額と伝票があっているとか…挙げだすとキリがありません。

 

ザックリでもいい数字もあるよね

ただ、何でもかんでも数字はきっちり合わせるかというとそうでもありません。

 

内部の管理用としてとか、経営者がおおまかな数字のトレンドを掴むための資料だとかは、1円単位まで数字を求める必要はありません。

 

ただ、このあたりの数字の精密性ってのは慣れてるとか、相手のコミュニケーションが上手くとれてるとかそういった要素が大きいので、慣れてないとかコミュニケーションが取れてないうちはどの程度の精密性が必要なのか相手に聞くとかすべきなのでしょうね。

 

会計事務所勤務をしていると所長から(もしくはクライアントから)「テキトーに数字まとめといて」みたいな「テキトー」な指示を受けることがありますが、実際はテキトーではダメだったとか、あるいはその逆だったとかということがよくあります。

 

数字を合わせるのってパズルみたいで楽しいのよね

性格にもよるのでしょうが、会計事務所に務めるとかいう人間の最低限の素養として数字にある程度強いということが求められます。決算や税務申告書の作成などは数字の辻褄が合っていないといけないわけですので。

 

そういった数字を合わせる作業って苦痛と感じる場合もあれば、パズルとかそういった感覚で楽しいという側面もあります。

 

で、数字を一生懸命、合わせにかかるのですが、先ほどのようにそこまで数字に精密性が求められてなかったということもよくあります。ザックリでいいときはザックリやっとかないと費用対効果で考えれば、無意味といえるでしょう(苦笑)

 

経理担当者や会計事務所の職員だけではありませんが、経理的な書類を作成するときは、作成にあたってどこまでの数字の精密性が求められるのかを意識して取り組まないと、骨折り損となることがあるという話でした。