相続によって財産などを貰う権利のある人を相続人といいます。相続人さんは、一定の割合で財産などを貰う権利があります。その割合を相続分といいます。
相続分は決まっている
相続の際に貰える割合を相続分といいます。
もちろん、相続財産は相続人の話し合いで割当を決めますので、話し合いがつけばこの割合に従わなくても構いません。
とりあえずの目安といったところでしょうか。
相続分
上の図のように、相続人の組み合わせによって割合が異なります。
配偶者と子供の場合は1/2ずつ。
配偶者と親（直系尊属）の場合は、配偶者2/3、親1/3。
配偶者と兄弟姉妹の場合は、配偶者3/4、兄弟姉妹1/4。
複数人いたら…
子供、親、兄弟姉妹などの血族相続人が複数人いる場合には、均等に取得したものと考えることになっています。
平たくいえば、アタマ割です。配偶者と子供が二人であれば、配偶者は1/2、子供は子供全体の相続分1/2を人数で割って、それぞれ1/2×1/2＝1/4となります。
