不動産を相続したら…相続登記

不動産を相続したら、その名義を亡くなった人から取得した人へ変更しなければいけません。

不動産を相続したら…

 不動産を相続したら、その名義を亡くなった人から取得をした人へ変更しなければなりません。この手続きを「相続登記」といいます。

 

「相続登記」をしないと大きなトラブルに巻き込まれる恐れがあります。

 

相続が何回も起こって代替わりしていると、特にややこしくなります。例えば、その不動産を売却出来なかったり、担保に入れることが出来なかったりといったふうにです。

 

相続登記に期限は無いが…

 相続税の申告は10ヶ月以内と期限がありますが、相続登記には特に期限はありません。ただ、ほったらかしにしておくと前述のようなトラブルもあり得ますので、出来るだけ早く処理しておきたいところです。

 

相続税申告の必要のある方は、相続税申告と合わせて処理しておくと安心ですね。

 

相続登記するには…

 相続登記は司法書士に依頼するのが一般的です。相続税の申告に際して税理士に依頼している場合には登記については司法書士を紹介してくれたりします。

 

よく見かける事例としては、相続税申告が必要な方の場合は税理士経由で司法書士を紹介してもらうことが多く、相続税申告が不要な場合には司法書士だけの依頼の場合が多いようです。

 

費用は、登録免許税等の実費と司法書士の報酬の合計になります。

 

登録免許税は固定資産税評価額の4/1000、司法書士の報酬は大体一件につき6万〜8万円くらいが相場のようです。すると相続登記一件につき大体10万〜15万円くらいの間になるというわけですね。

 

上記の例はあくまで一般例ですので、精密な数字が知りたい場合にはお問い合せ下さい。