事業計画をしっかり立てていなかったばかりに事業をたたむことになる人は多いです…特に売上の見通しはしっかりと立てておきたいですね。
起業するときに
脱サラして起業するというのはそこまでハードルの高いことではありません。
ただ、起業するときに事前の計画【事業計画】をしっかりと練っておいたほうがいいのは言うまでもありません。
この辺りの計画が甘いと、事業を始めてから「資金繰り」に苦しんだり、「売上」が立たなくて困ったりということが起こります。
個人的な意見としては、起業する際の情報収集が甘い人はこういった資金繰りなどで苦しんでらっしゃいます。
起業する際に、なんとなく思いつきで事業をはじめた人ときっちりと計画をねった人で差が出るのは当然のことなのですが…
事前に情報収集をしっかりしておこう
事業を始めてからこんなはずではなかってと思われる方の共通点として、事前の情報収集が甘いというのがあります。
お店を始めるのであれば、店を出そうとするところに下見に行くってのはだれでもするのですが、どのくらいの売上が立つのかとかそういった実際の数字に落としこんでの検討というのがあまり出来てません。
大抵の人は、以前に同様の業界で働いていたのでなんとなくわかるから「何となく」でやっていて、「何となく」うまくいったり、「何となく」苦しくなってきたり。
玉石混交ですが、企業しようとする人には様々な媒体(公的なor民間のインキュベーター施設、インターネット、書籍etc)で情報を得ることが出来ます。
資金計画が…
開業当初に金を借りられるのであれば、カネを借りたほうが有利な業種も多いです。
税理士などのカネに関わる商売をしていると常識なのですが、開業してからよりも開業する段階でのほうがカネは借りやすいです。
開業してしまうと実績の数字をもとにカネを借りることになりますので、業績が苦しいので金を貸してくれっていうのがシンドいことも多いです。
一方、開業の段階ではまだ実績がないので計画に対して金を貸してくれます。もちろん、条件は色々とありますが、どう考えても計画に対してカネを借りるほうが借りやすいのはわかるはずです。
開業当初の躓きはなかなか挽回するまでの時間がかかります。結局資金繰りが苦しくなって………事業を閉めるということもあります。
こういったことは知ってるか知らないかで大きく命運を左右します。たかだか知ってるか知らないかだけなのですが…
起業するときの「思い切り」は大事なのですが、事前の計画や情報収集はしっかりとしておきたいですね。