経営者になると給料日の感覚が変わる

人を雇ったことのある経営者の方と、雇われている人では給料日の感覚が180度違うようです。

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よく言われることですが、経営者は人を雇うと様々なことに気を遣います。

 

組織を維持するためのマネジメント、就業規則、労働保険、社会保険、人事考課、……ercとまあ、考えること沢山あります。

 

人を雇うとそれだけ、時間を活用できたり規模感の大きな仕事ができたり様々なメリットがあるのですが、支払うものはきっちりと支払わないといけません。

 

サラリーマンをしていたときは「給料日→給料を貰える日」だったのが、経営者なって人を雇うと「給料日→給料を支払う日」にガラッと変わります。(ボーナスも同様です)

 

お金をもらうのと支払うのでは180度立場が違いますから、見える景色も全然違いますね。

 

さらに、給料をもらう側は手取り金額で考えるのに対して、支払う側は総額(ここでは、給料以外のコストも含めたという意味です)で考えます。

 

給料からは社会保険料などが徴収されていますが、労使折半なので残りの半分は会社が負担してるのです。

 

ざっくり言えば、もらう側は額面よりも少ない感覚で、支払う側は額面の1.5倍とかそれ以上の感覚です。(感覚というか、実際そうなんですが…)

 

給料をもらってる側と支払ってる側で仕事に対する感覚が違うこともよくありますが、この辺りにも原因があるのかもしれませんね。

 

給料をもらってる側は働いたのだから当然と思わずに、会社が負っている負担の重さや遅配のないことなどに感謝をし、給料を支払っている側は支払ってるから偉いのでなく労働者の権利を守ってるくらいのお互いの歩みよりがあれば労働環境ももっと良くなるんでしょうけどね。(労働環境のいい会社などはもちろんこれだけではないでしょうが、その辺りがうまくいんてるんでしょうかね)