相続税と戒名代

相続税の計算をする上で、葬式にかかる費用は控除することができるのですが「戒名代」は葬式にかかる費用なんでしょうか?

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戒名とは?

戒名の成り立ちなどを調べると結構ややこしいのですが、簡単にいえば戒名とは(宗派によって呼び名は違いますが)「あの世の名前」のようなものです。

 

この世の名前(俗名)とあの世の名前を区別しないといけないのかとか疑問が湧いてきますが、日本の慣習として戒名つけたほうが天国に行きやすいとか、成仏しやすいとか(このあたりは死生観やら宗教的な考えが絡んでくるので難しいところです)そういった、亡くなった方のためにいい名前をつけるってことで一般化しているようです。

 

戒名には「格」があり、菩提寺などに支払うお布施(謝礼)によってランクが変わり、格の高い戒名は高いお布施が必要になります。

 

金銭的な理由や個人の希望などから戒名を付けずに葬式を行うことも可能です。(しかしながら、戒名がないと菩提寺に納骨できない場合もあるので検討は必要でしょう)

 

戒名代は葬式費用

相続税を計算する上では、故人の葬式にかかった費用のうち一定の者については差し引くことが出来ます(債務控除)。

 

戒名代や読経代などは葬式費用として控除が認められています。(社会通念上、常識的なものでないといけませんが…)

 

お葬式の様式などが多様化していますが、故人の手厚い供養のためにしっかりとしたお葬式を挙げて戒名つけて読経してもらうというのはまだまだ一般的ですから葬式費用として考えられるのでしょうね。