弥生会計では1行仕訳でない場合には、振替伝票入力をすることになりますが知っておくとちょっと楽になる技を紹介します。
振替伝票に入力する際には当然のことながら、多くの行の仕訳が出てきます。
カードの支払、給与の支払、借入の返済、保険料の支払い、家賃・光熱費の支払い、源泉を伴う人件費の支払etc
いずれも最終的には差額(合計額)を入力して、貸借(右の縦計と左の縦計)の金額が釣り合っていないと登録ができません。
差額/合計額を電卓で計算して、入力するのもひとつの方法ですが、画面右下に貸借バランスとして表示されている金額を入力すれば簡単です。
この方法は、イチイチ数字を確認しながら入力するので面倒です。
そこで、差額(合計額)を入力するだけならば、上の写真にもあるように金額欄に合わせて「+」ボタンを押すと自動的にに差額(あるいは合計額)が入力されます。
チョッとした技ですが、意外とよく使うので便利です。
また、振替伝票でそのまま入力すると摘要が貸借の勘定に共通で表示されてしまいます。
貸借で摘要を分けるにはそれぞれの間に「//」(半角スラッシュ2個)を入力しておくと、貸借で摘要を分けることが出来ます。(コチラは効率がいいというよりは、見栄えが良くなる技って感じでしょうか)
いずれにせよ、振替伝票をうまく使いこなすことができれば作業が効率的になりますので余裕のあるときに試してみるのもいいでしょうね。