現時点で、「開業」税理士になってよかったなと思うことです。
①満員電車に乗らなくてよい
出社時間は自分で決めれば良いので、ラッシュアワーをずらして電車に乗れば満員電車で押し合いへし合いをして、出社した頃にはクタクタということはほぼありません。満員電車に乗らなくて良いというメリットは多くの他の税理士さんもおっしゃっています。
自宅権事務所の先生などは、そもそも通勤時間がありませんが。(仕事とプライベートの切り替えが上手い人だといいのですが、僕はうまくないので自宅と事務所は分けてます)
②上司がいない
開業税理士になれば、全責任を自分で負います。ということは自分がトップなので上司はいません。
責任は重い反面、自分の裁量であらゆることを決められるので上司に対するストレスは全くありません。
「サラリーマンの最大の悲劇は無能な上司に仕えること」だと言われます。私の場合、開業する直前にお世話になっていた事務所の所長は人格的にとても良い方だったのでそこまでストレスはありませんでしたが、他の税理士さんなどの話を聞くと人間性が最悪な上司も多いようです。
③ランチタイムの混雑を避けられる
開業税理士に限ったことではありませんが、休憩時間が「12時〜」 と決まっていないので早めに昼食を取ることも可能です。ランチタイムの混雑を避けて、早めか遅めに昼食をとってと…マイペースで働くことが可能です。
④銀行や役所などの混雑を避けられる
これも③と似たような話ですが、時間の割振りの裁量は全て自分にあるので混雑を避けて銀行に行ったり、混雑を避けて役所に行ったり、混雑を避けて美容院に行ったりということは可能です。時間は誰にも平等な資源だとすれば、待ち時間を極力消すことができればある意味豊かな生き方ができているといえるでしょう。
⑤頑張った分だけカネになる
開業するということは、給料制ではありません。頑張った分だけ自分の稼ぎになります。(まぁ、私の場合そこまで多く稼いでるわけでもないですが^^;)
逆に言えば、自分のライフスタイルやライフステージに合わせた働き方も可能です。先輩の税理士にうかがった話では、カネがほしいときは仕事を沢山とってきてガンガン働けばいいし、プライベートに時間を咲きたいときは仕事量を控えるということも可能だとのことです。
⑥気兼ねなく勉強できる
たとえ仕事に必要な知識であっても、勤務していると何故か上司などの目が気になって勉強できないことがあります。勤務時間中に税理士試験の勉強をするというのは論外ですが、仕事上の周辺知識などはある程度労働時間の枠内で勉強してもよいのではないかとも思います。(仕事ができることが大前提)
開業税理士であれば、そういった周りの目はありませんから自分が納得行くまでトコトン調べて勉強して…自分の知識を深めることが出来ます。
⑦知識を実践できる
勤務していると上から振られる仕事をこなすことがどうしても必要になります。開業してもそういった仕事はありますが、⑥で勉強した知識を即座に実践できるというメリットが有ります。
たとえば「資金繰り」の勉強をしたとしても、勤務の場合 には上司や所長の許可を受けて資料を出したりと面倒がありますが、開業税理士であれば自分がいいと思ったことはすぐに実践できます。
⑧寝れる
人間ですから、どうしても体調のすぐれない時もあります。眠くてしかたのない時もあります。
勤務ですと、体調不良を押して出勤する、眠さを噛み殺して仕事をする、ということになります。
開業すれば、極端な話、仮眠します。
別にベットを敷いてガッツリ眠るとかではないですが、机に向かいながら目を閉じて軽く10〜15分程度眠るだけでも頭がすっきりして業務効率が上がります。
⑨予定を組みやすい
②の上司がいないにも関わりますが、勤務税理士をやっている時ってクライアントへ上司と「同行」 することがあります。
この予定調整がめんどくさく、非常に無駄だと思ってました。
先方の予定を聞いて、上司(所長)の予定を聞いて、調整して調整して…。自分でやりゃいいじゃねーか(笑)と思ったことは数知れません。
開業税理士だと、そういった手間はありません。
また、予定の入れ方を工夫すれば私的な用事との調整もつけやすいです。突発的なトラブルはどうしようもないですが。
⑩ 自分の思うように経費が使える
勤務時代にずっと思ってたのが、「もっと良いパソコン買ってくれないかな−」 です。
型の古いパソコンなどは重いし、固まるし、ハッキリってぶっ壊したくなります(笑)でも、なかなか新しいの買ってくださいって言いづらいんですよね。
朝、出勤してきてパソコンの電源入れて立ち上がるまで画面をじっと見てる。「ああ、人生を無駄遣いしてるな」って感じる瞬間です。
開業すれば、経費の使用は全て自分の裁量ですから、ポンコツのパソコンは買い換えて最新式でストレス無く働けます。