自己採点の有用性

自分のポジションは常に把握しておきましょう。

今年も税理士試験が終わりました。大手の専門学校(TAC、大原)では解答速報も出て、今シーズンも終わりという感じでしょうか。

解答速報が出たら即座に自己採点をしたほうが良いと思うのですが、知り合いの税理士事務所に勤めてる受験生の方などは自己採点してないそうで。

私の感覚ですと、自己採点するというのは当たり前なのでちょっと信じられない感覚なのですが。

税理士でない、他の資格持ちの友人にも聞いた見ましたが殆どの場合、自己採点してました。

自己採点しないと勉強だけでなく、転職なども含めた身の振り方など計画が立たないと思うのです。

自己採点して→合格の可能性を予測して→来期の勉強方法を考えたり(勉強を辞める場合もあるでしょうし) →あるいは独立開業という選択肢も

となるわけで、自己採点しないというのはありえないと思うのですが。

医者の不養生とはよく言ったものですが、税理士の世界でも似たような感じの事例はあります。税理士の場合、多くの人が自分の確定申告は後回しってパターンです(笑)

まぁ、これは他の業務との兼ね合いで仕方ない面もあるのですが、クライアントなどに「早めに資料下さいね」とか「なるべく早めにデータ入力してくださいね」とか言っているにもかかわらず、自分が遅いという矛盾が生じているわけです。

自分の確定申告を後回しにして生じるデメリットがそこまで致命傷でないので、そういったことも起こるのでしょう。

 ただ、自己採点してないってことは簿記的に言えば決算組んでないのと同じなので、来期の見通しも立たないような気がするのですが。色々な考え方があるということでしょうか。