税理士の業界

税理士の業界ってなかなか世間一般的には知られていないようなので、これから業界に入ろうとしている人とか、税理士との取引を考えている人とか、身内に税理士(になろうとしている人)がいるとか(笑)、そういった人向けに税理士業界について記していこうと思います。

税理士を知るきっかけ

税理士という商売を知るきっかけで多いのは、親が商売をしていたとか親が税理士だった(笑)とかが一番多いです。

親御さんが商売(特に自宅で)していると、定期的に会社(兼自宅)に訪問してきて、雑談したり帳簿とかを見ながら電卓を叩いたり目も撮ったりしている人は誰だろう?と興味を持って、調べてみたら税理士という商売だったというのが結構聞くはなしですね。

なので、税理士として独立開業したら最初のお客さんは自分の親だったとかということもよくあります。

僕の場合は…

もちろん、世の中の人すべてが商売をしているわけではなく、うちの親はいわゆるサラリーマン(チョット特殊な仕事ですが)でしたので 、税理士を日頃から知るという機会はありません。

たまたま、学生の頃に簿記の勉強をしていてその流れで簿記の上級資格である税理士を知ったという経緯です。

個人的な感覚ですが、親御さんが商売をしていたり税理士だったりで税理士を知った人は学生生活を終えそのまま税理士業界へ入ってくる人が多いのに対して、親がサラリーマンとかの(税理士と縁のない人の)場合は、転職してくる人が多い気がします。(もちろん、全部が全部そうではないですけど)

20代30代は少ない 

親が税理士だったり商売をやっていて若い頃から税理士を志したという人以外は、転職してきたりということになりますので、必然的に税理士の中でも20代30代は少ないです。(税理士の平均年齢が高いのはそれ以外の要因も大きいですが)

政治家とかと同じで、30代あたりまでは全然「若手」です。

フツーの業界であれば、30代といえば中堅と言ってもいい年齢なのですが(笑)

税理士という職業を知るきっかけがもっと広がれば様々なパターンで税理士になる人が増えて、若い人ももっともっと増えて、より面白くなりそうなんですけどね。逆に言えば、若い人は今のうちに税理士になっとけばそれだけで「売り(セールスポイント)」になりますよ(笑)