経営には「素早い決断」が重要

経営においては、単に決断をするだけでなく、素早さが重要になることが多いです。

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素早い決断が必要

経営においては、様々なことを決めていかなければなりません。判断や決断には、頭を悩ませることも多く、すぐに決めかねることも多いです。

しかしながら、決断をするしないというだけでなく、決断は早くなければ意味が無いということも多いです。

どのような商売でも素早い決断が求められるのですが、たとえば日銭商売はその傾向が大きいです。

飲食業や小売業のような日銭が入ってくる商売は、日銭が入ってくる分だけ資金的には楽そうに見えます。ですが、日銭が入ってくるということは「仕入→販売→回収→仕入」というサイクルが極めて短いスパンにやってきます。

商売は「仕入→販売→回収→仕入…」 というサイクルを繰り返しながら利益を得ていくわけですが、サイクルが短くなれば決断までの時間に余裕が無いことも分かるでしょう。

判断が遅れると

「仕入→販売→回収→仕入…」のサイクルの中で、判断が遅れると、例えばパタリと客足が途絶えたり、商品代金が支払えなくなったり、といったことがすぐに起こりえます。

 会社を大きくする、長く続ける社長さんは、そういった判断が速いです。

早い上に正確。

だから、会社を大きく出来たり、長く続けられるのでしょうね。

判断の材料として

単に判断が速いだけで、何も考えていないとやはり会社は潰れてしまいます。

早くて正確な判断をするためには様々な材料が必要で、税理士がお手伝いをする財務や税務・経理の分野では、 キッチリとした経理フローを構築することです。

経理フローがしっかりと出来れば、その会社・社長がさまざまな判断するにあたって本当に必要なデータを集める事ができます。

経理フローを構築するということは、単に決算や税金の申告ができるというだけでなく、会社にとって本当に必要なデータを集めるということなのです。

判断スピードが遅いと感じられる場合には、経理フローがしっかりと構築できているか検証してみてはいかがでしょう。(うちの事務所でもセカンドオピニオン的に相談に乗ってます…宣伝やがな笑)