事務所のネット回線の要であるモデムが故障し、ネットが使えなくなりました。Wi-Fiが使えなくなるとトタンに仕事が滞ります。
ペーパーレス化
税理士業も事務の一種ですので、事務用機器がいくつかあります。
ちょっと前までは、紙媒体の資料が多かったのでプリンタが大活躍だったのですが、プリンタのコスパが悪く、紙媒体で資料を扱うデメリットも考慮して、ペーパーレス化を進めました。
とはいえ完全ペーパーレスではなく、紙を大幅に減らしたという程度ですが。
ペーパーレス化のメリットは他のブログなどでも見かけるので、深く触れなくてもいいのかなと思いますが
・資料の検索性が上がり
・資料の紛失リスクが減る
といったところでしょうか。
個人的には、かさばる紙が減ると整理整頓がしやすく気分が良いというのも大きいです。
落とし穴?モデム故障
ペーパーレス化すると、資料などをスキャンしてEvernoteなどのクラウドストレージサービスに保存します。
クラウドストレージサービスとのやり取りはネット経由ということになるわけで、ネットの海の向こうにあれば物理的な損壊はありえません。
火事で事務所がなくなると、紙の燃えて資料はなくなっても、ネットの海の向こうにあれば無くならない。
ただ、モデム故障でネットに繋がらなくなると資料の確認などができません。インターネットも回線など物理的なものに依存する部分があるので、そういったこともあるんですねぇ。
とりあえず出来そうなリスクヘッジ
物理的にネットの回線に繋げなくなると、ネットのメリットが全くなくなります。
ネットの技術も物理的な実態のあるハードに支えられているわけなので、モデムが故障したりすると無力です。
今回は、テザリングできる別の回線を持ってたので、それで急場をしのぎました。テザリングがなくてもスタバとかに出かければ、ネット環境は確保できますが。
パソコンなどを利用していると、よく「バックアップはこまめに」みたいな教訓を言われます。
補足すると、バックアップにはデータを保存するだけでなく、ネットの回線を複数確保したり、パソコンなどのデバイスも複数持っておくといった、バックアップも必要なのかなと。
思い出してみれば、税理士試験のとき(随分前ですが)は筆記用具も電卓も時計も全部、2個ずつ持っていって、電車のルートも複数確保してたなぁと。
結論としては、ペーパーレス化が悪いわけでなく、どんなに技術が進んでも一定のリスクはあって(リスクゼロはありえないので)、その場合の備えをきっちりしておくことが大切なんだなと実感しました(笑)