【AIと仕事】他人の仕事内容はよくわからないから無くなると断言できない

誰もが、他人がどのような仕事をしているか正確にはわかりません。ですので、AIに取って代わられるという仕事も無くなるとは断言できません。

他人の仕事内容はわからない

楽に見える仕事はあっても、実際に楽かといえばそうではないでしょう。

はたから見るのと、実際にやってみるのとでは大違いなのは世の常ですが、仕事は特にそういった側面が強いです。

学生時代の友人と食事に行くと、仕事の話になったりしますが、大変だということは分かっても、専門的な部分はよくわからないというのが正直なところです。

(そのような席で、「俺の仕事のほうが大変だ」とか言い出すと、揉めるもとです。)

さて、他人の仕事内容はわからないというのが世の中の真理ではないでしょうか。

実際、一緒に働いていない限り、実の親や配偶者の仕事内容でさえも正確なところはわからないのですから。

AIに仕事が取られるというが

昨今、AIブームで、専門的な職業などはAIに職を奪われるという論調の記事などを目にすることがあります。

間違いではないにしろ、正確でもないでしょう。

そもそも、AIで仕事が取られるとか言ったもとの論文を書いた人も、世の中に数多ある仕事がどのようなことをしているのか、すべてを把握はしていません。

同業者であっても同じ業務と思っても、やっていることはずいぶんと違ったりします。

にもかかわらず、AIで仕事が取られると。

どんな仕事か完全にはわからないのに、AIに仕事を取られる…、仕事を振られるAIもたまったものではないでしょう(苦笑)

税理士を例にすると

税理士を例にすると、外から見たイメージは、机に向かってずっと書類を作っている人みたいな感じでしょうか。

実際には、意外と外回りもします。

書類を作るのも大事ですが、そのための資料を集めるのはもっと大事です。

また、お金の動きを把握するためには、会社の人から様々なヒアリングをしなければなりません。

会社のことを知るには、AIにはない目と手と足をフル稼働しなければならないわけです。

さらに、会社の税務的なリスクなどを噛み砕いて伝える技術も必要でしょう。

単なる話術だけでなく、相手の嗜好なども考慮に入れて話さなければなりません。(短気な人、慎重な人、深く物事を考えない人、コロコロと気が変わる人、めちゃくちゃ賢い人…人によって対応は変わります)

同じ業務であっても、相手によって見せ方を変えなければならないわけですから、外から見て一朝一夕に他人の仕事内容は把握できません。

他人の仕事内容はわからないので、AIにすべて仕事が持ってかれるというのは、まだまだ相当先の未来のことになりそうです。

結局、考え方次第だ

AIに仕事を取られるかといえば、必ずしもそうとは限らないでしょう。

ただ、AIが普及することで仕事のいくつかはなくなるでしょうし、これをいいと考えるか…でしょう。

AIがルーチン的な仕事の一部を引き受けてくれるので、人間でないと…もっと言えば「自分でないと」できない仕事の部分を押し出していけばいいわけですし、

そういった部分はまだまだ無くなりません。

AIが普及していくからこそ、「自分で」考えて、「自分にしか」できないことを増やしていくことが必要なのかなと。

なんせ、自分のことは自分にしかわかりませんから(笑)