先日、お付き合いのある社長さんと食事に行った時の話ですが、オーナーが店に来ました。
意外とみんな見てるでぇ
知り合いの社長さんと食事に行ったときのことです。食事と言っても、居酒屋っぽい軽く食事してお酒も出ます的な店で気楽な話をしてました。
すると、スーツをビシっときた壮年の男性が店のスタッフに挨拶のような指示のようなことをして行きました。
個室の店でもなく、いわゆる居酒屋っぽい(チョット小洒落てましたが)ところなので、当然のことながらその様子は筒抜けです。
僕はあまり気にしなかったのですが、一緒に食事していた社長は気づいたようで「オーナーが来ましたねぇ」と言ってました。
意外と陥りやすいらしいです
オーナーって自分の店を見て、「俺がオーナーや」ってやりたくなるものらしいです。
たしかに、ほんの5〜10分程度のハナシならば電話でもすむし、様子を見るならば店のスタッフに気を使わせず客のフリしとけばいいわけですからね。言われてみれば、「俺がオーナーや」ってのをしたかったのでしょう(笑)
そういった行為って、意外と客は見てるもので。
「俺がオーナーや」ってのをしたからと言って飯や酒が不味くなるわけではないので別にいいとも思いますが、同席していた社長さんは良くないと言ってましたね。
意外と見られてる
店の人の挙動や、オーナーっぽい人が来たとかそいうったことは、お客さんはよく見てるようです。
どちらかと言えば周囲に無頓着な僕でも気づいたのだから、 ほとんどの人は気付いていたのでしょう。
翻って自分について考えてみても、なにげなく行った言動などで他の方に余計な気をまわさせたり、あるいは不快に思わせたりということはあります。相手が言ってくれればよいのですが、何も言わずに離れていくこともあります。(改めるべきは改めて、それでも仕方ないものは、割り切らないと仕方ないですが。)
そうかんがえれば、「俺がオーナーや」ってオーナー然として店に我が物顔で行くのも、「李下に冠を正さず」みたいなことなのかもしれませんね。