会社を設立すると登記簿謄本が出来上がります。登記簿謄本をなめているというと語弊がありますが、登記簿は誰でも見れるので、「汚さない」ほうがいいです。
登記簿謄本は誰でも見れる会社の足跡
会社を作ると登記されます。登記された内容は登記簿謄本で見れるわけですが、会社の経営をしている人でも意外と登記簿に「何が載っているのか」は意識しません。
会社の名前、本店所在地、事業の目的、取締役(役員)の名前などが主な記載事項です。
会社の名前を変えたり、本店を移動したり、事業目的を追加したりすれば登記簿にその形跡が残ります。いわば、会社の足跡が残っているのが登記簿謄本ということになります。
登記簿謄本を舐めるな
登記簿謄本を見れば、その会社の足跡が何となくわかります。 あくまで何となくですが、頻繁に会社の名前を変えていたり、目的を追加したり、本店を移動していたりすると、やましいことがなくても、外部から見れば、あまり「印象はよくない」です。
こういった「印象」ってのは厄介で、とくに「よくない」 印象というものは心に澱(おり)のように残ってしまいます。
おそらく、登記簿謄本を見るのは自社を除けば、金融機関や取引先でしょう。コロコロと本店を変えている会社は、よくない「印象」で見られるでしょう。
要は「どう見られるか」
営業をしている人間は、身なりにとても気を使います。みすぼらしい格好や不潔な人からは商品を買ったり、サービスを受けたいと思いません。これも見た目からの印象でしか無いのですが、印象が大事だとわかっているから、みなさん気を使われるのでしょう。
登記簿謄本もそうでしょう。
登記簿が会社の足跡だとすれば、キレイに保っておくことで、相手に悪い印象を与えない。人間も、会社も「見た目」が大事ということです。