お金の使い方って、その人の性格が如実にあらわれます。
その中でも、金額が大きく期間が長い、借入はその傾向が顕著です。
お金の使い方って性格が出る
お金の使い方って性格が出ますよね。
善悪の問題でなく、その人の考え方がよく見えるという意味で。
細かいのか大雑把なのかとか慎重なのか大胆なのかとかはすぐに分かります。
経営者でも、自分の給料は少なくて従業員にたくさん還元してあげようって人もいれば、いざというときのために自分の給料はたくさんとってためておかないと不安って人もいます。
ちなみに私は、自分の興味のないことにはお金を使わないタイプです(笑)
借入は十人十色
お金の使い方の中でも、金額が大きく期間が長い「借入」は人によって考え方が様々なので、その考え方を聞いていると、なるほどーと思ったり、そんな考え方する人もいるのか、と面白いです。
※ちなみに、ここでの借入とは金融機関からの借入です。親とか、闇金とか、そういったところから話ではありませんので、あしからず。
全く借り入れしたくない人もいれば、積極的に借りたい人もいますし、借りたいけれども返済負担が気になるので控えめにしたほうがいいと考える人や、返済負担も気にせずガンガン借りようとする人もいます。(最後のは借りれるかどうかはまた別問題ですが)
返済も、手元にある程度の資金があれば繰り上げて返済していこうという人もいますし、返済は先延ばしにして手元資金をある程度確保しておくほうが良いという人もいます。
どれが正解ってことでもなく、同じ人(会社)でも状況に応じてやり方を変える必要があるので、ホントにケースバイケースなのが難しくもあり、面白いところでもあります。
個人的に思うセオリーは…
こういうときって人の意見が気になったりするものなので、個人的な意見を述べておきます。
事業をある程度スピード感を持って拡大していこうと考えているならば、借入は必要でしょう。
借入は時間を買うことにも繋がりますので。
ただ、借りたものは返さなければなりません。返すには、借りたお金で利益をしっかりと上げていかなければなりません。
利益が上がる目処もなく、運転資金が足りないから借りるというのは、そもそもの事業のあり方として問題があるので、事業自体を見直すべきです。
借りたお金を返すことは大事だけれど、手元にお金があるからといってすぐ返済に充てるというのも考えものです。
返すのはすぐにできても、借りるのはすぐにはできませんから。
たとえは悪いですけど、借入は人間の体に例えると脂肪みたいなもので。
たくさんありすぎても少なすぎても病気になるので、適正量を見極めてコントロールしておくというのが一番いいのじゃないでしょうか。もちろん、急激に増量したり無理なダイエットも良くないのは言うまでもありません。