事業を始めたり、会社を始めるとついてまわるのが税金の話です。一生懸命稼いだ儲けのうちから一定の金額を納めなければなりません。なぜ、税金を支払わなければならないのでしょうか？
なぜ税金を支払わなければいけないのか？
端的に言えば、憲法で決まっているから。
憲法３０条に納税の義務が規定されています。憲法は国の最高ルールですから、当然守らなければいけません。
ただ、憲法で決まっているからだけでは納得しにくい部分もあります。
そこでよく言われるのが、公共サービスなどに対して税金を支払っているということです。
私たちが、商売・生活をするには様々な公共サービスなどの恩恵を受けています。道路・水道・ガス・電気・警察・消防・国防・教育・医療・社会福祉などなど、ひろーい意味では全て公共サービスです。
公共のサービスを維持していくためにはお金がかかるので、これらの費用を税金という形でみんなで負担しているというわけですね。
公共サービスは、みんながその恩恵を受けているわけですから、みんなが税金を支払わなければなりません。
ですから、税金を正しく納めるために税務署などが仕事をしているのです。税金をごまかしたい放題であれば、不公平で誰も税金を支払わなくなりますよね。税金が無ければ、社会生活が送れなくなってしまいます。
税金の支払が遅れたり、少なかったり、誤魔化していたりすれば重いペナルティが課されます。
そういったことにならないように、きちんと帳簿を付けて、キッチリとした申告をしなければいけないわけです。（フツーにやってれば、税務署は決して怖い役所ではないんですけどね（笑））
