給料から天引きする社会保険料

 給料を支払うと、色々なものを天引きしなければなりません。源泉所得税、住民税、社会保険料等です。

天引き

 給料は額面額が支払額とはなりません。様々なものを会社が天引きして、残りの部分が従業員等に支払われます。

 

 天引きされるものとしては、源泉所得税、住民税や社会保険料等です。

 

 源泉所得税や住民税は、従業員が100%負担するので、預かった金額をそのまま翌月10日までに国等へ納付します。

 

 一方、社会保険料(健康保険・厚生年金)は労使折半ですので、天引きした部分と会社が負担する部分を合わせて支払います。

社会保険

 厳密に言うと、会社のみが負担する部分がありますので完全な半々とはならないのですが、理解するうえでは半々と考えていいでしょう。

 

 上の図からも分かる通り、社会保険料は労使折半になりますので、会社の負担感は半端ないです(笑)しかも、滞納したりするとペナルティもありますので、大変です。

 

 (社会保険については、労働保険もありますが仕訳は特殊なので今回は割愛します。)

 

 従って、結論としては社会保険料は給料から天引きして、大体同じくらいの金額を会社が負担し、合算した金額を納めるということです。