勉強法 耳から学習

 税理士試験も含めた資格試験の勉強法は色々とありますが、「耳」を使うのも有効なようです。

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耳は疲れない

 税理士試験でネックになる理論の暗記ですが、最近は暗記用の音読CDも販売されてます。通勤電車等では声を上げて勉強するわけにはいきませんので、CDを聞きながら覚えるというものです。

 

 理論を覚えるのに、書いて覚えるという方もいますが、ペンを使って書いていると腕がもげそうになるくらい痛くなります。そうそう回数をこなすことは不可能でしょう。

 

 そうなるとCDを聞くのも有効な方法かと。CDを聞きまくっても、耳がもげることはありませんからね。書いて覚えるのに比べたら、聞いて覚えるのは負担が少ないのは確かでしょう。

 

 ただし、耳で聞いてるだけだと暗記出来ているかの確認の使用がありませんので、最終的に一度は紙に書いてみるという工程は必要です。

 

 また、講義の内容を音声ダウンロードして聞くというのも有効らしいです。知り合い(士業)に聞いてみたところ実践している人からは有効との声をいただきました。

 

 これは、速聴って奴にイメージは近いのかも知れませんね。

 

音読も有効

 音読はもっと有効らしいです。目で見て、声に出して、それを聞くという風に脳に与える刺激が多いからだそうです。

 

 音読は理論だけでなく、普通のテキストの内容をインプットするにも有効だと思います。自分の口で説明しようとすると、理解出来ているかどうかが一発で分かりますから。

 

 また、黙読だと目からの刺激しか無いし目の疲労が半端無くあります。あまり目を酷使すると肩が凝ったり歯が痛くなったりとツラいことこのうえ無しです。

 

 疲れ目に…(参考)目が疲れた時は…めぐりズムが気持ちイイ

 

 疲れ目に上記のアイテムもいいですし、目薬を携帯しておくのもいいですね。こまめな運動も血の巡りを良くしてくれるので有効です。

 

数をこなすのが重要

 人間のアタマなんてすぐ忘れるように出来てますから、物事を覚えようとなったら繰り返すことが必須となります。

 

 忘れたら覚え直すという工程を延々と繰り返すことによって暗記が完成するのですから。

 

 そうであるならば、暗記には数をこなすことが必須といえます。数をこなすにはあまり疲れない方法でやらないとこなすことが出来ません。

 

 紙に書きながら覚える方法を否定するつもりはありませんが、ペンで紙に書くのだったらパソコン上で書いてみる方が数はこなせます。

 

 音読のほうが書くよりもさらに数がこなせます。

 

 もちろん精度の問題もありますからただ漫然とこなせばいいものでもありませんが、数をこなさないことにはどうにもなりません。

 

 資格試験等の勉強というと、机に向かって黙々と問題集を説いているといったイメージかも知れませんが、実際にはお経のようにぶつぶつと念仏でなく理論を唱えているのが実情に近いのかも知れません。