評価損とは、持っている試算の価値が下落している場合の損失のことです。
評価損とは…
評価損とは、保有している資産の時価が簿価を下回っているときの時価と簿価の差額のことを言います。
何だか難しいですが、カンタンに言えば、時価が下がっている場合における買った時の値段と現在の時価の差額のことです。
例えば、1000円で買った品物の時価が400円まで下落していたとすると、1000円と400円の差額600円が評価損ということになります。
評価損は支出を伴わないので…
先ほどの例からも分かる通り、評価損は支出を伴いません。
普通、費用や損失はお金が出て行くこと(支出)が多いのですが、評価損の場合には、支出を伴わないところが特徴です。
お金が出て行っているわけではないので、損失として計上するには要件がある場合が多いですが、要件を満たせば、お金を使わずに節税ができますので、検討してみる価値は大いにあるでしょう。
ちなみに…
ちなみに、所得税法上の資産損失も、つまるところ意味は評価損と同じです。
まぁ、普段の会話で資産損失とか言ったりしないし、税理士試験で所得税法を選択しない限りは耳にすることの無い用語だったりしますがw