永代供養料とは

お墓の種類には、大きく分けて「承継墓」と「永代供養墓」の二つがあります。

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承継墓は先祖代々の墓のことです。大抵は、長男から長男へといったように引継がれていきます(承継される)。長男以外は自分で新たな墓を購入します。(最近では、お墓を引継ぐ人は長男以外の方の場合も増えてきているようです)

 

お墓を引継いだ人は、引継いだお墓にお参りしたり掃除したりといった管理をします。

 

ところが、中にはお墓の管理を出来ない人達もいます。そういった場合には、お寺等にお墓の管理をお願いすることになります。このように、お寺等にお墓の管理を依頼する形式のお墓を「永代供養墓」といいます。

 

また、承継墓であってもご遺族が遠方にお住まいのためお墓参りにいくのが難しい場合等にはお寺等にお墓の管理(供養も含む)をお願いすることも出来ます。

 

このようにお墓の管理者(お寺など)にお墓の管理と供養をお願いする際にはお金を支払いますが、このお金を「永代供養料」といいます。

 

ちなみに相続税を考える上では、お墓は非課税財産となりますのでお墓を生前に購入しておくと相続税の節税につながります。

 

また、永代供養料は先述の通りお墓の管理者に管理と供養を依頼するための費用ですから、債務控除の適用を受けることは出来ません。