士業の勉強はひたすら本を読むことだが…

税理士をはじめとして士業は仕入がありませんが、代わりに勉強をしなければなりません。一般的には、本を読んで勉強することが多いです。

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ブログを書いてても思うのですが、「自分が分かる」ということから「人に伝える」というのは難易度が3ランクくらいあがる感じです。

 

分かるというのは、自分なりに解釈を付けて納得すればいいのでそこまでハードルが高くないのですが、それを他の人に伝えるとなると、相手の(言葉は悪いですが)知的レベルに合わせて落とし込まなければならないのでハードルが上がりますよね。(理解のレベルも表層的ではだめで、深度の深い理解が必要になりますから、俗っぽく言えば人に教えるには3倍くらい勉強しなければならないってことになります)

 

さらに文章のみで相手に伝えるとなると、誤解を受けないような表現を心がけたりとさらにハードルが上がります。

 

裏を返せば、人に教えたり伝えたりすることを日頃から意識していれば自分のレベルも相当アップします。セミナーとか勉強会の講師役を積極的に引き受けるというのもいい方法かもしれません。(まぁ、セミナーやったことある人ならわかりますが、資料作ったりするのがメチャクチャ大変で、そりゃレベルアップします)

 

そういったよく勉強している人のセミナーは、聞いてる方もとてもためになります。

 

厳しい言い方をすれば、セミナーとか勉強会は講師の技量がもろにバレてしまうわけです。私も研修などに受講側で参加することもありますが、当たりハズレが大きいですね。

 

アタリの講師のときはとても有意義な時間が過ごせます。それこそ書籍を数冊読むよりも濃密な。

 

本を読む勉強に飽きた方は、セミナーとかやってみるのもいいんじゃないでしょうかね。