「食べたら分かる」はラク、「税理士は商品案内がいらない」?

「税理士は商品案内がいらない」と言われているようですが、いい面もあれば悪い面もあります。

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「税理士は商品案内がいらない商売だ」という話を聴いたことがあります。税理士のクライアントになるような方は税理士がどういったことをするのか「なんとなく」しっているので、特に商品案内を作らなくても営業ができるとのことです。

 

言い得て妙で、税理士が商品案内を持ち歩いているのを見たことがありませんし、カタログとかがある税理士はいないでしょう。(実際には、カタログとかを作ったことがある税理士の先生を知っていますが、ほとんど意味がなかったとのことです)

 

世間の人の税理士のイメージとしては、お金周りの便利屋くらいのイメージですかね。税金の話から、資金繰り、事業計画etc…税理士の本来の守備範囲でない社会保険とか年金とかも聞かれますしね。カネでわからないことは税理士ってことなんでしょう。

 

提供しているサービスなどは税理士によって結構違ったりするのですが、クライアントからすれば差が見えにくい。いわゆる「コモディティ化」しているとも言え、価格競争の遠因になっているとも。

 

税理士のサービスは、「なんとなく」わかるけれども詳しくはよく分からないというのが現実じゃないでしょうか。

 

話が変わって、飲食業などの営業は差異を訴求してきますよね。その際に、最終的にはターゲットに「食わせれば分かる」というのが大きな強みです。食べ物の営業であれば、食べさせれば美味しいのかそうでないのかはすぐにわかります。

 

税理士のサービスを食わせることは出来ません。こんなサービスをやってますよと100回説明するよりも、1回食わせたほうが早い。

 

結局、税理士は丁寧に丁寧に説明を尽くすということに尽きるのでしょう。ブログもその一環ということで(笑)