仕事をする上で大事なことの一つが「信頼」です。経営をしていく上での信頼とは?
経営をしていく上での信頼は…
仕事をいていく上で大事なことの一つが「信頼」です。信頼のない相手とは物を売ったり買ったり出来ません。
信頼にも様々な形がありまして、「約束を守る」「時間(納期)を守る」etc…とあります。
先日、ある社長さんに聞いた話ですが、経営者にとって信頼を守ることは 「支払をキチンとする」ことだそうです。
支払をキチンとする
支払をキチンとする。簡単なようでこれほど難しいことはありません。
経営をしていく上で、最も大変なことの一つが資金繰りですが、金が余って仕方がないという会社は数えるほどしかありません。ほとんど全ての会社は、資金繰りに苦しんでいるか苦しんだ経験があるものです。
当社からの支払は、相手からすれば入金です。当社からの支払が遅れれば、相手も支払に困ったり、支払ができなくなってしまいます。
支払いが出来ないと、相手の運命も変えてしまうことを肝に銘じなければなりません。
ツケ払いを許してもらえるのは…
ツケ払い、すなわち買掛(かいかけ)は「信用取引」と言われたりします。
信用のない相手であれば、代金はすぐに回収します。信用のある相手(必ず払ってくれる相手)だと、その信用をもとに支払を一定期間待ってもらえます。商品の引き渡しと代金の受取の間に時間的なズレが生じるのが「信用取引」です。
商品の引き渡しと代金の受取との間に時間的なズレが生じるということは、そのズレている時間の間は、代金を借りているのと同じ状況が生じます。
何度も言いますが、信頼のない相手には金は貸せません。
商売を始めてすぐには掛取引に応じてもらえないことも多いです。掛取引に応じてもらえれば、資金繰りも楽になります。恩恵は計り知れません。
掛取引に限った話ではありませんが、 相手が信頼をしてくれているわけだから、こちらも信頼で応える。その場合の信頼は、キチンと支払いをするということです。