購買品などを管理することで無駄な支出が抑えられ、利益の計上につながります。
何をどれだけ持っているかの把握が必要
購買品などを管理していないと、同じものを何度も買ってしまうことが多いです。
卑近な例ですと…
冷蔵庫の中に何が入っているのかわからないまま買い物をしてしまって、重複して同じものを買ってしまい、同じものを延々食べ続けるとか、腐らせてしまうとか…
何をどれだけ持っているのかをしっかりと把握できていれば、重複して購入したりということはないわけです。
重複して購入すると
そんなバカなと感じられるかもしれませんが、事業の場面においてもよくありがちです。
購買品等を管理していないと、ついつい重複して発注してしまう。
建設業や製造業などですと、在庫管理がきっちりと出来ていないと材料などを重複して発注してしまうなどということは、よくあります。
重複して発注すると、材料費などが多額になってしまい利益を圧迫したり、在庫が膨らんで資金繰りに窮してしまいます。資金繰りに苦しんでいる会社ほど在庫管理などが雑で、非効率な発注をしたりするものです。
永続的な発展を考えるなら
節税目的で利益を圧縮するなら、もっと別の方法でやるべきですし、資金繰りに苦しんでいるなら不要な買い物はすべきでありません。
会社の目的は永続的に事業を持続させることですから、利益をしっかりと出して資金繰りを安定させることが何よりも重要です。
些細な事ではありますが、日頃から在庫や手元の消耗品などについて何がどのくらいあるのかをしっかりと把握しておいて、適切な購買をすることが利益を出す近道です。