資格試験勉強法・もう一人の自分に話しかけてみる

物事を勉強するのに、他人に説明してみるのは有効ですが、いつもいつも聞いてくれる人がいるわけではないので、「もう一人の自分に話しかけてみる」のはおすすめです。

人に教えるということは2度学ぶということ

「人に教えるということは2度学ぶということ」とはよく言いますが、勉強するにあたってメモをとったり調べたりというのも有効ですが、他人に説明してみるというのは非常に有効です。

自分でしっかりと内容を理解していないと、相手にうまく伝えられないし、相手に伝えるためには相手のレベルに合わせて順序立てて説明していかないといけません。

相手に伝えるためには、相手と同じだけの力量では不可能ですから、必然的に深い理解につながっていきます。

人前でやると迷惑なので…

他人に説明をしてみるというのは勉強方法としては、とても優秀なのですが致命的な欠陥がありまして、相手の時間を取ってしまう、関係のない他人の迷惑になってしまうというものです。

興味のある話だったらまだしも、興味のない話は誰も聞きたくありませんから、家族に相手をしてもらおうとしても限界がありますし、受験仲間などの友人に聞いてもらおうとしても、時間がかかるので(相手も勉強しなければならないので)物理的に難しくなります。

自分の都合で、他人の時間を潰してしまうほど罪深いことはありません。

リトル〇〇(自分)に聞いてみる

どっかのサッカー選手がリトル〇〇に聞いてみたみたいなことをいってましたが、勉強でもそれに似たようなことをします。

もう一人の自分が居ると見立てて、その自分に勉強した内容を説明してみる。実際に、声をだすことが大事です。

声を出して勉強するのは、声をだす(口)のとそれを聞く(耳)ので口と耳を両方使いますから、脳科学的にもいいのだとか。

内容がしっかりわかっていれば、順序立てて説明できるでしょうし、途中で詰まったらそのあたりが理解が足りない。大きな流れと枝葉末節の細かい部分も区別がつきますし、論述系の私見で大事なまとめる練習にもなります。

やる場所は選ぼう

向き不向きのある勉強法ではありますが、肩も凝らないし頭の中身を整理するのにも役立ちます。

アレンジを効かせて、テキストを見ながらでもいいでしょう。

ただ、やる場所を選ばないと「一人でブツブツいってる怪しい人」になってしまいますし、なんといっても迷惑です(笑)

場所を選ばなかったばかりに通報されても、私は責任持てませんので。