起業するにはタイミングというものがありますが、30代で起業というのが一番多いような気がします。
起業はタイミングも大事
自分で事業(商売)を始めることを起業といいますが、起業にはタイミングも重要です。
世の中のタイミングと、自分自身の人生の中でのタイミング。
前者は景気のいいときよりも悪いときにしたほうが、いいと言われますが、これは自分の努力ではどうしようもないので、考慮外です。
自分の人生の中でのタイミングは、(人によって違いますが)、30代での起業が比較的多いように感じます。
起業に必要なもの「お金」「経験」「体力」「時間」
企業に必要なもの…「お金」「経験」「体力」「時間」これらのうち3つくらいは確保したいです。
これらがバランスよく揃うのが30代なのかなという気がします。(もちろん、20代40代でも起業してらっしゃる方は多くいます)
「お金」
商売を始めてスグに軌道に乗ればいいのですが、そうでない場合には当座の生活費は貯蓄ということになります。
生活費以外にも、初期資金が必要なビジネスの場合にもお金があればあるだけ選択肢が増えますので、お金はある方がいいです。
また、事業を始めるにあたって融資を受けることもありますが、融資の際には自己資金(起業前に自分で貯めたお金)を重視されることもあります。
起業する時点では、事業についての実績がないので、自己資金が事業の真剣さの証明につながるからです。
「経験」
創業時に融資を受けるとなると、その事業に「何らかの経験があるのか?」ということは重視されます。
経験があれば、事業についての計画や数字の見込みなどの精度が高まりますので。
もちろん、未経験で商売を始める方も多くいますから必ずしもというわけではありません。
その場合でも、自分の人生を賭けることになる事業ですから、様々なことについて事前に調べなければならないでしょう。
「体力」
起業は体力を使います。
なんせ、すべてのことを自分で考え実行しなければならないから当然といえば当然です。
この場合の体力というのは、物理的な体力もそうですし、精神的な体力も含みます。
勝負事は、能力が同じであれば、体力のある方が勝ちます。
事業も同じです。(しかも事業は、時間無制限です)
「時間」
起業当初は、「はじめてのこと」や「わからないこと」だらけです。
はじめてのことは、いろいろと調べたり効率的な進め方がわからなかったりで、時間がかかります。
1日24時間は誰でも同じですから、仕事に多くの時間がかかればプライベートの時間はなくなります。
時間が潤沢にないと起業できないかと言われれば、そうではありませんが、時間がかかることが多いというのは事実です。
お金と経験はあったほうが有利
お金と経験はあったほうが有利なのは間違いありません。
商売を始めるには、お金が必要ですし、商売だけでなく自分自身の生活費も必要ですので。
また、経験がないとわからないことだらけで時間がかかりすぎるということもあります。
ですから、お金はなるべく多めに、できれば軌道に乗るまでの事業資金と生活費(人によって違いますが概ね6ヶ月分くらい)持っていればまずは安心でしょう。
経験については、無くても何とかなりますが、その場合には事前にある程度リサーチしておくべきでしょう。
家族の理解も必要
起業する際に既婚か、未婚かは人によりけりです。
未婚であっても、場合によっては両親などに何らかの協力を頼んだりということもありますし、そうでなくてもいろいろと心配をかけることもありますので、できるだけ協力してもらえるような根回しはしておきたいところです。
既婚の場合には、家族の理解は必須と言えます。
家族の理解が得られないようであれば、事業の計画などを練り直す必要もあるでしょう。