キャリアプラン…周りを見たらキリがない

キャリアプランを考える際、上を見ても下を見ても、つまり周りを見てもキリがありません。

キャリアプランを考える

大抵の人は、厳密ではなくても大まかに、仕事上で「何歳くらいで〇〇になって…」というような計画があると思います。(そのとおりになるかどうかは別として、キャリアプランがなく漫然といきているという人は少ないでしょう。)

人生の計画がライフプランですから、キャリアプランは仕事の計画、自分自身のキャリアをどう積んでいくかということ。

転職、起業、スキルアップ、昇進、早期リタイアなどさまざまな選択肢があります。

計画ですので、うまくいくこともあれば、そうでないこともあって、その時々で修正していかなければなりません。

私も、計画ではもう少し早く税理士になって…とか考えてましたが、経験が足りず時期尚早というのもあって、その時々で変更されてます。

他人を気にしない

キャリアプランなどを立てるときにどうしても、他人がどうなのかが気になってしまいがちですが、他人のことを気にしだすと、自分の計画を見失いますから、やめておいたほうがいい。

キャリアプランが個人の仕事の目標だとすると、会社には事業計画というのがあります。

融資を受ける際などに提出したりと重要な計画でありますが、これも同業他社とあまり比較しません。

同業他社といっても、自社と状況(事業内容、従業員数、営業力、財務力などの強みや弱み、業歴etc)が全く同じ会社などありません。

表面上は似ているように見えても、実態は全く異なるなんてことは、よくあります。
ですから、他社と比較せず、自社の過去と比較していくわけです。

上も下も見すぎない

翻って、キャリアプランも同じことだと思われます。将来の自分は、現在の自分と地続きですから、あるとき突然秘めた才能が花開いてとかは、基本的に無く、今までやってきたことの積み重ねで結果が出ます。

キャリアプランを考えるのに、上を見過ぎても下を見過ぎでも、そもそも他人を見てもほとんど参考にすらなりません。

自分自身をよく見つめて、数年後の理想とのギャップを徐々に詰めていく。

その結果が、転職であれ起業であれ、ギャップを詰められていれば成功でしょうし、詰められるように考えるには、やはり他者との比較では意味がありません。他人と比較するのは不幸の始まりです。

自分の人生に責任を取るのは自分自身ですから、くれぐれも「流されて」「他人と比較して」キャリアプランを考えるのはよしましょう。